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【リアルサウンドより】
先週末の動員ランキング1位は『64-ロクヨン-後編』。土日2日間で動員28万2693人、興収3億5409万0400円。以前にも当コラム(参考:「ゴールデンウィークの2強」に続く3位に初登場、『64-ロクヨン-』が傑作となった理由とは)で書いたように、前後編ともに出色の仕上がりの『64-ロクヨン-』だけに納得の順位ではあるのだが、この数字は予想以上だった。なにしろ、5月7日に公開された前編の初動興収と比べて、実に約138%という大幅な興収アップ。同じく作品への評価が非常に高く、異例なほど低い減少率のまま前編『上の句』がロングランしていた『ちはやふる』の後編『下の句』が、前編の初動との興収比で約121%だったことを踏まえると、これが驚異的な数字だということがわかるだろう。
もっとも、ちょっと水を差してしまうが、初動はあくまでも初動。たとえば、昨年公開された『ソロモンの偽証』の後編は初動興収比で前編の約135%だったが、最終興収は前編の約7.2億円に対して後編は5.8億。前後編映画のセオリー通り、確実に後編では目減りしている。ちなみに『ソロモンの偽証』後編の初動は1億6228万だったから、公開週の週末だけで実に3割近くの興収を稼いだことになる。今回の『64-ロクヨン-』も、後編への興味を引きつけやすいことや、飽きっぽい観客が多い若年層とはターゲットが異なることなどから、ミステリー作品に特有の「後編のスタートダッシュ」である可能性も否定できない。
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