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『小説BOC』編集長・髙松さんインタビュー

構成=林賢一/脚本家
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――2号以降の展開はどうなりそうですか?

髙松 先日、「螺旋」に参加された作家さんをお招きして創刊イベントを開催したんですが、その打ち上げで「螺旋」メンバーの作家さんからあるキーワードが生まれ、新たな「螺旋」に関する仕掛けをすることになりました。それはまだ言えないんですけど、おそらく2号以降のどこかで反映されると思います。まさにライブな感じですよね。共作であり競作であるという、素晴らしい現象だなと思いつつ、イチ編集者としては「作家さんたちの首を絞めそうだな……」とも思ってしまいました(笑)。

――この「螺旋」の終わりは、どのようにイメージされていますか?

髙松 それは明言していまして、第1タームとして全10回です。10号でいったん終わって、いま募集している「螺旋コンクール作品」を螺旋メンバーが選んで、同時掲載をしてフィナーレの予定です。

――最後に、今後の意気込みをお願いします。

髙松 『小説BOC』の初版は1万5000部です。その後3000部、3000部と追加されて、3刷り2万1000部までいきました。この出版不況の中、正直びっくりしている部分もあります。2号以降も期待して下さい、とだけは言えます。
(構成=林賢一/脚本家)

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