
6月24日、覚せい剤取締法と大麻取締法違反の疑いで元俳優の高知東生容疑者が逮捕された。
昨年6月、高知容疑者が義父(妻で女優の高島礼子の実父)の介護に専念するために芸能界を引退することを表明し、今年5月には横浜市内でエステサロンを開店していた。事情を知る芸能事務所関係者は語る。
「これらすべての提案や援助は、高島さんによるものだといわれています。高島さんは、夫を守りながら、なんとか違法薬物の使用をやめさせようとしていたのではないでしょうか。振り返って考えてみれば、高島さんは高知の薬物使用を知っていたのかな、と思う言動をいくつか見受けた記憶があります」
一部では、エステサロンは高知自身のむくみや目の下のクマなど、薬物による身体的影響を隠蔽するために自ら開店したのではないかとの見方もある。テレビ局関係者は語る。
「介護のために引退したはずなのに、事業を始めたと聞いた時は驚きました。オーナーということでしょうが、開業までの準備や開業してからの宣伝活動などを考えれば、とても介護に集中している余裕などありません。開業時に高知を取材した人の話によれば、しらふのはずなのに妙にテンションが高くて、初対面なのに古くからの友人のように“ちゃん付け”で呼ばれたということです。今思えば、それも薬物の影響だったのでしょう」
いずれにせよ、今回の事件は今後の高島の芸能活動にも大きな影響を与えることは否めないが、高島のことを昔からよく知る芸能事務所関係者は語る。
「今回、高知はホステスと一緒に現行犯逮捕されました。取り調べで、彼が女性のことを『愛人と思われても仕方がないですが、愛人ではなくて知人の女性』と証言したと警察は発表しています。高島は、高知の薬物依存も恐れてはいましたが、浮気や不倫という女性関係が一番許せなかったようです。一見、外で遊ぶ夫を手の平で転がしているかのような大人の女性を装っていますが、意外と内面は繊細なんです。今回の証言は、それをもっともわかっている高知ならではの言葉だと思います。情けないですが、あいつは高島に捨てられることを今一番恐れているんじゃないでしょうか」