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榊淳司「不動産を疑え!」

不動産市場、暴落突入の予兆…住宅余剰と賃貸空室率の高さが異常水準、個人所得減が鮮明

文=榊淳司/榊マンション市場研究所主宰、住宅ジャーナリスト
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 今回、このバブルの宴が終わった後にはどんな光景が待っているのだろう。

 日本の人口は減っている。住宅は大量に余っている。賃貸住宅の空室率は異様なほどに高水準。オフィス需要にも頭打ち感がある。インバウンド向けのホテル用地は、便利な場所に限られる。そして、東京には五輪後に大きなイベントがスケジュールされていない。

 バブルは必ず弾ける。余っているものの価格は下がる。15年の労働者派遣法の改悪などをみる限り、個人所得が伸びる兆しは乏しい。

 アベノミクスは5年後、10年後、厳しい評価を受ける可能性が高い。我々は、今からバブルの崩壊に対して身構えるべきだろう。
(文=榊淳司/榊マンション市場研究所主宰、住宅ジャーナリスト)

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