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美容整形で死の危険も!一生鼻つぶれ、歯茎むき出し多発!ヒアルロン酸注入で失明も

文=西山大樹/清談社
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あごの輪郭整形でしびれ、二重あご、消えないしわ…

 あごの輪郭整形も、人気が高い美容整形手術のひとつだ。費用は数十万~100万円以上もかかる上、あごの骨を削ったり、切り取った骨を組み替えて理想の輪郭に近づけたりするなど、手術そのものもかなり大がかりだ。ただ、輪郭の整形はほかの部位に比べて「やせただけ」などと言い訳がしやすく、「気付かれにくい」という利点があるため、手術に踏み切る人が多いという。

 しかし、輪郭整形のように骨そのものを切る手術は、目や鼻に比べて失敗した時のリスクが高く、その被害も深刻となる。あごの周辺にはデリケートな神経が通っているため手術の難易度が高く、仮に成功したように見えても、「麻痺」や「しびれ」といった後遺症に悩まされるケースが多いのだ。

 実際、あごの骨切り手術を受けたBさん(34歳/女性)は、後遺症によって日常生活に支障が出てしまっているという。

「手術して4年たちますが、いまだに下唇からあごにかけてのしびれが取れません。それに、意識していないと下唇が勝手に下がってくるから、気付くと歯茎がむき出しになってしまいます。ご飯を食べる時も、よくポロポロこぼれるので、レストランなど人前では食事ができなくなりました」(Bさん)

 ほかにも、「水をうまく飲めない」「よだれが勝手に垂れてくる」「口を大きく開けなくなったので、おにぎりなどにかぶりつくことができなくなった」など、あごの骨切り手術の後遺症に悩む人は少なくない。「おにぎりにかぶりつけなくなった」という人の場合、大きなものを食べる時は、リスのように少しずつ削りながら食べるという。

 また、後遺症に苦しむだけではなく、術後にかえって見た目が悪くなってしまったケースもある。2年前にあごの骨を組み替える手術を受けたCさん(38歳/女性)は、今にも泣き出しそうな表情で「元の顔に戻りたい」と嘆く。

「顔が縮んだのはうれしいけど、あごの肉が癒着したため二重あごになってしまいました。特に太っているわけではないので、見た目はかなり不自然です。しかも、同じ理由であごに“梅干し”(梅干しのようなしわのこと)もできたため、もう自然な表情がつくれません。しびれが残って滑舌も悪くなったし、最悪です」(Cさん)

 Cさんによると、「歯科医院で麻酔を打たれたようなしびれた感覚」が、術後2年たった今でもずっと続いているという。大金を投じたにもかかわらず、美しくなるどころか醜くなった上、一生消えない障害まで背負ってしまったわけだ。子供の頃から自分の容姿にコンプレックスを抱き続け、ようやく救いを求めた結果がこれでは、もはや「悲劇」という言葉すら生ぬるいだろう。