
6月30日発売の「週刊新潮」(新潮社)が、TUBEのボーカル・前田亘輝への直撃取材を掲載した。取材内容は、同24日に覚せい剤取締法違反(所持)容疑などで現行犯逮捕された元俳優・高知東生容疑者に関連して、前田にも薬物疑惑が浮上していることについて。もちろん、本人は記者に対して「やってない」「全然ないっすよ」と繰り返したが、前田を知る関係者は「過去、暴力団関係者と交流があったのは事実」と証言する。
「記事のなかでも、前田と高知容疑者が現在服役中の元暴力団関係者と交流があったという疑惑が指摘されていますが、前田は『その方とは飲み屋で会ったりしました』と話し、自分の支払いは自分でするようなところが『気に入られちゃったのかな』と交流を認めている。自身に覚せい剤使用疑惑が持ち上がっていることに関しては『どうしてなんでしょう?』と身に覚えがない様子で、高知容疑者とも『直接面識がない』『電話番号も交換したことない』と交流を否定しました」(スポーツ紙記者)
高知容疑者は、この元暴力団関係者から手厚い接待を受けていたと報じられている。世間一般では、前田と暴力団をつなぐものは何もなさそうにも見えるが、芸能事務所関係者はこう明かす。
「実は前田は、2011年に暴力団排除条例が執行された際、自らの足で警察署に駆け込んで『自分は大丈夫なのか』と相談していました。この逸話は、当時週刊誌などでもイニシャル報道されたので、業界内では知られた話です。法律が変わる前の交流なので、特に問題視はされなかったようですが」
また、前田といえば2013年に薬物報道で世間を騒然とさせ、翌年逮捕されたミュージシャンのASKAとも親交があったとして知られている。このような点を踏まえても、前田に疑惑の目が向くのは仕方のない話なのかもしれない。
「さらに、前田は1997年にタレント・飯島直子と結婚し、01年に離婚していますが、彼女との婚姻中も夜な夜な暴力団関係者との飲み会に出掛けていたようです。飯島は親しい関係者に、夫の怪しい“夜遊び”をしきりに相談していました」(同)
昔の話とはいえ、かなりアウトローな生活スタイルを続けていたという前田。芸能界に薬物逮捕者が出るたびに名前が挙がる理由がうかがえる。
(文=編集部)