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古市憲寿、選挙特番で安倍首相に完敗…池上彰もどきで的外れ質問連発、軽くあしらわれる

文=編集部
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古市憲寿、選挙特番で安倍首相に完敗…池上彰もどきで的外れ質問連発、軽くあしらわれるの画像1古市憲寿氏(伊藤真吾/アフロ)

「今の憲法、何条が一番嫌いですか?」

 社会学者の古市憲寿氏が安倍晋三首相に浴びせた質問が、物議を醸している。7月10日に投開票が行われた第24回参議院議員通常選挙では、自民党と公明党が改選121議席のうち70議席を獲得、連立与党の圧勝となった。また、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党を合わせた「改憲勢力」が議席数の3分の2を超えたことで、今後は参議院でも憲法改正発議が可能となる。

 そんななか、『FNNみんなの選挙2016』(フジテレビ系)で、古市氏が「個人的にでいいんですけど」と前置きした上で、「今の憲法、何条が一番嫌いですか?」と安倍首相に質問した。何も答えずに苦笑いを浮かべる安倍首相に対して、古市氏は「やっぱり、9条が一番お嫌いですか?」と続け、安倍首相はようやく「憲法を尊重、遵守するのは当然のこと」と返答した。テレビ局関係者は、以下のように語る。

「憲法改正について聞くのはいいとしても、『好きか嫌いか』は的外れで、完全な空振りでした。古市氏は、その後も『今は大事にされているが、憲法は変えたい?』と続けましたが、『憲法を変えるのは自民党立党以来の悲願』『憲法を変えたいと思っている人が自民党に集まっている』と紋切り型の発言しか引き出せず、『優先順位を言うと、何条から変えたいか』と食い下がったものの、安倍首相からは『自民党は草案を示している』『国会の憲法審査会でしっかりと議論してもらいたい』と当たり前の言葉しか出てきませんでした。

 余裕でいなしていた安倍首相にしてみれば無難なことしか話さなくて済んだわけで、古市氏が1人で空回りしていた印象です」

あまりに非礼な質問に小沢一郎も激怒

 古市氏といえば、以前に生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎共同代表を激怒させたことが話題になった。6月に行われた「ネット党首討論」のなかで、唐突に「再婚相手が見つかったかどうか、聞きたい」と発言、小沢代表が「それは今日のテーマでしょうか?」と怒りをあらわにしたのだ。

 その後、スタッフから渡された紙を手に「読んだほうがいいんですか?」と確認してから文面を棒読みする渋々の謝罪を見せ、「そんな言い草ないでしょう」とさらに小沢代表の怒りを買っていた。

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