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住宅ジャーナリスト・山下和之の目

マンション、異常な高騰止まらず販売急減速…安くても狭すぎる「格下げ」物件に要注意!

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 まずわかるのは、月単位でみてもマンションの単価は上がり続けている点です。14年1月には210万円台だったものが、16年には200万円台の後半が当たり前になっています。明らかな右肩上がりのトレンドが続いているのです。


平均専有面積70平方メートル割れが当たり前に?

 それに対して専有面積の動きはさほど目立ちません。詳細に見なければ気がつきにくい変化かもしれません。でも、ジワジワと変化が進行しつつあるのは間違いありません。

 14年、15年までは専有面積70平方メートル台が当たり前でしたが、16年に入ってから70平方メートルを切る月が多くなっているのです。1月から5月までの5カ月のうち、3カ月は70平方メートル割れでした。特に4月は69.62平方メートル、5月は69.19平方メートルと2カ月連続の60平方メートル台で、わずかずつ狭くなっています。

このままでは50平方メートル台の3LDKも?

 かつて、バブル時代には単価が上がり過ぎたため、専有面積の圧縮が極端に進み、最悪の例として50平方メートル台の3LDKが供給されたことがあります。それも、名もない会社ではなく、トップクラスの不動産会社の物件だったのでビックリしたことがあります。

 50平方メートル台の3LDKなど、とても使えたものではありません。この時期に供給された3LDKはほとんど60平方メートル台までの狭いもので、最近の中古マンション市場では1LDKや2LDKなどにリノベーションされた上で販売されることが多いようです。

価格と広さ、仕様のバランスをチェック

 ですから、これからは価格だけで物件を追っていくと失敗することになりかねません。価格と広さの関係から、買い得物件なのかどうかを確認していかなければならないのです。
と同時に、仕様や設備の引き下げが起こってくる可能性もあります。壁を薄くする、安い設備に切り替えることで価格を抑えようということです。目に見える範囲ならいいのですが、専門家でもない限りチェックしきれない部分での引き下げが起こってくるかもしれません。耐震性、耐久性、耐火性など性能面での不安も出てきます。

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