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融資先にタカり&倒産追い込みの三菱UFJ銀行、先鋭化するゲリラ的社内紛争が関係か

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トップ人事との関係

 この裁判の進展に呼応するように舞台裏が暴露されたわけだが、問題の根はもっと深いとも見られている。その背景についてメガバンク元役員は、「三菱UFJ銀行のトップ人事との関係があるのではないか」と指摘する。

 三菱UFJ銀行では今年初めに平野信行頭取が会長に退き、三菱UFJフィナンシャル・グループ社長に専念する一方、後任に小山田副頭取が昇格することが発表された。三菱UFJ関係者によれば、オーシャンGの案件は、昨年9月中旬に「頭取直轄銘柄」となっていたという。小山田副頭取が次期頭取に内定する直前のタイミングに当たる。同行の手のひら返しによる倒産劇と、銀行のトップ人事が微妙にオーバーラップするのは偶然か。

 また、別の三菱UFJ関係者によると、今、同グループ内では旧UFJ銀行出身者が支社長ポストを独占する、いわゆる「緑化作戦」が進行しているという。旧UFJ銀行のバンクカラーが緑であったことから、こう隠語されるものだが、「関連会社の天下り先の多くでも緑化が進んでいる」(同行関係筋)というから穏やかではない。

「ゲリラ的な動きに長けた旧UFJの行員がいつの間にか、法人を専門に担当する支社や関連会社を緑に塗りつくしつつある」(関係者)

 これに危機感を強めた旧三菱銀行の人事部門では水面下で、緑を赤に塗り替える「赤化作戦」を練っているという。赤は旧三菱のバンクカラーで、現銀行にも継承されている。

 こうした銀行グループ内での派閥争いが、オーシャンGの破綻劇と関連するのか、金融界は固唾を呑んで見守っている。
(文=編集部)

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