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LINEへの「懐疑」広まる…株購入者に多額損失、上場直後に

文=編集部
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 ライバルの「ワッツアップ」(フェイスブック傘下)、「ウィーチャット」(テンセント)の利用者数は7~10億人、時価総額もそれぞれ35兆円、24兆円規模とけた違いだ。巨人との戦いを避けてアジアに陣取るならば、NYへの上場は不要だったともいえる。

 市場では「ネイバーに上場の意向が強かったのではないか」(関係筋)と勘ぐる向きもある。あるアナリストは、こう指摘する。

上場したのなら、圧倒的な支配権を握っているネイバーのトップが記者会見に出席すべきだった」

 確かに、一般株主から異論が出ても、ネイバーの意向しか経営に反映されない可能性がある。
 
 株価は初日が「天井」となり、7月22日には3865円まで売り込まれた。LINEの将来性を信じて、初値で購入した投資家は大きな損失を抱える格好となった。上場で得た資金は1320億円。会社側ではこれをAI(人工知能)など事業領域の拡大に使うなどとしているが、前途が多難であることは、株価が物語っている。
(文=編集部)

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