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石徹白未亜「ネット依存社会の実態」

スマホに膨大かつ貴重な時間を奪われる現代人…ネットで実名・顔出しで愚かな言動する人たち

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--確かに、実名で写真も載せているフェイスブックなのに、政治的な発言をしたり、異なる意見の人にコメント欄で噛みついたりする人をたまに見かけますね。そういったことは、匿名でできる「2ちゃんねる」のスレッドでやればいいのに、と思ってしまいます。

小木曽 政治の話がNGというわけではないのですが、適切なタイミングが求められる分野ですよね。よく「ネットの匿名性」といわれますが、むしろSNSでも、匿名の掲示板でも、ネットほど、その人の本質やキャラクターが丸出しになるものはないと思います。例えば、私は今、石徹白さんと対面で話しています。これは相手がいる、2人がいるから成り立つ場ですよね。だから「自分以外」にも気遣いながら発言しています。でも、ネットはひとりぼっちでしゃべるものなので、そこにいるのは全部「自分」なんです。

 普通の人だと思っていたのに、SNSを見てみたら「このタイミングでこれ言っちゃうんだ」「自慢が好きなんだ」「怒りっぽいんだ」と意外な一面を知って驚くことがありますよね。ネットは、匿名どころか本質を丸出しにする道具だと思います。

スマホが人からひらめきの時間を奪う?


--冒頭で紹介した「ネットに書き込めるもの=玄関に貼り出せるもの」のスライドは、SNSの役割と危険性を、老若男女に端的に伝える1枚だと思います。こういったアイディアは、どういう時に思いつくのでしょうか。

小木曽 だいたい、風呂場かジョギング中ですね。ボーッと何も考えずに体を動かしている時に、脳は過去の情報を再構築するそうです。風呂に入っている時、いちいち「石鹸をこれだけつけて、右腕からスポンジを3往復して……」とは考えませんよね。何も考えずにただ体を動かしている時にこそ、アイディアが浮かぶそうです。

--確かに、皿を洗っている時に、ふと名案が浮かぶことは多いです。

小木曽 そうなんですよね。スマホは便利だし、もちろん私自身も使います。ただ、もったいないなと思うのが、そんな「ボーッとしている」時間が消費されてしまうことです。防水のスマホを風呂場に持ち込むなんて、もったいなくてできません。ボーッとしている時間は、音楽も聴かないようにしています。

--音楽を聴いていると、気分は高揚しますが「何かを思いつく」「ひらめく」というのとは、また違う気がしますね。

小木曽 スマホが、人からひらめきの時間を奪っているのかもしれません。ただ、これは意識してスマホを見ない時間をつくることで、対策を立てることができます。

--「時間を埋めるのがいいことだ」「情報を収集するのはいいことだ」「ボーッとしている時間はもったいない」という感覚が、いつの間にか根付いてしまっているというのはあるかもしれませんね。

『節ネット、はじめました。 「黒ネット」「白ネット」をやっつけて、時間とお金を取り戻す』

時間がない! お金がない! 余裕もない!――すべての元凶はネットかもしれません。

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