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天皇陛下、「お気持ち」で憲法と現行政治制度を否定…具体的な制度変更をご要求

文=編集部
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「もし生前退位をなされる場合、退位後の天皇陛下の処遇をどうするのか、退位後は何ができて何ができないようになられるのか、即位の儀式をどう組み立て直すのかなど、多くの具体的なハードルがあります。精緻な制度設計をしないと、のちに禍根を残すことになります。どういう要件や手続きで生前退位を行うのか、さまざまな波及を及ぼします。いずれにせよ、表現は抑制されていますが、天皇陛下のお気持ちとしては相当に強いものがあります」

 また、別の憲法学者も、次のように驚きの声を上げる。

「今回の天皇陛下の表明は、明らかに憲法と日本の政治制度を否定し、さらに政治側に制度の変更を要求するものと解釈されます。天皇陛下は、それほどまでに強い危機感を持っておられるということの現れともいえます。そして、ボールを投げられた政治の側がどのような対応をするのか。安倍政権は、対処を一歩間違えれば一気に政権が吹き飛ぶほどの重大な難題を抱えてしまったといえるでしょう」

 今後の動向が注目される。
(文=編集部)

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