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エナジードリンク飲みすぎで死者発生…酒や薬と併用で危険増大、体調不良や病気の時もNG

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エナジードリンク×酒で突然死の危険?

 そのひとつは、アルコールと一緒にエナジードリンク(および栄養ドリンク)を飲むことだという。

カフェインとアルコールの同時摂取は、心臓に負担がかかります。肝臓には『CYP1A2』というカフェインの代謝酵素があるのですが、お酒を大量に飲むとアルコールに代謝が回り、カフェインの代謝が落ちます。その結果、カフェインがたまりやすくなるのです。

 また、先天的にカフェインの代謝酵素が少ない人や、もともと肝障害を持っている人の場合、3グラム以下のカフェイン量でもカフェイン中毒は起こり得ます。心臓に持病を抱えていたり、不整脈の出やすい人にとって、エナジードリンクが突然死の引き金になる危険性も否定はできません」(石原院長)

 さらに、心臓やぜん息の治療薬など、ほかの薬剤との同時摂取も、カフェインの代謝酵素と薬剤の代謝酵素が拮抗する可能性があるため、危険だという。

「よく風邪気味で具合が悪いからといって、『風邪薬とユンケル、お酒を飲んで寝ちゃおう』という人がいますが、これも危険です。風邪で体が弱っている際は、心臓も弱っている可能性が高い。そんな時に、風邪薬とエナジードリンク(栄養ドリンク)、アルコールのちゃんぽんのような飲み方をすれば、心臓に大きな負担がかかります」(同)

 しかも、エナジードリンクは現状、カフェインの含有量や心臓への負担だけが問題視されているが、実際の危険性はまだ不明な部分が多いのである。

「エナジードリンク(栄養ドリンク)には、カフェイン以外にもさまざまな成分が含まれ、何が悪いのかは、まだ厳密には解明されていません。イチロー選手のように景気付けで飲んだり、徹夜の時に1本飲んだりする分には特に問題はないと思いますが、体調不良や風邪の際は原則、飲むのを控えるべきでしょう。

 健康な人なら、よほど無茶な飲み方をしない限り、いきなり心臓疾患を引き起こすようなことはありません。しかし、不整脈は知らずに持っている人もいますし、だからこそ、若い方でも突然死する人がいるのです」(同)

 すでに死亡者が出ている上、すべての危険性が解明されていないエナジードリンク。これまで何も考えずにガンガン常用してきたような人は、こうしたリスクを頭の片隅に入れておいたほうがよさそうだ。
(文=青柳直弥/清談社)

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