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ポケモンGO、即ブーム消失…パズドラもモンストも白テニも同時的失速

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 コロプラの最終利益の市場予想は239億円だったから、これを大きく下回ることになる。業績悪化を嫌気した売りが殺到。7月28日には一時、制限値幅の下限(ストップ安水準)の前日比400円(21%)安の1485円まで下げた。

 ポケモンGOフィーバーが社会現象となったが、浮かぶものがあれば沈むものも出る。ゲーム市場を牽引してきたパズドラ、モンスト、白猫の人気に陰りが生じた。

新規上場のLINEは黒字転換

 日米に同時上場した無料対話アプリのLINEは、「ディズニーツムツム」「LINEポコポコ」などのスマホゲームを提供している。7月15日の株式上場後は冴えなかった株価が、8月に入って復調の兆しを見せている。営業損益、最終損益とも黒字転換したからだ。

 上場後初の決算となる16年12月第2四半期(1~6月)の連結決算(国際会計基準)の売上高は前年同期比20%増の673億円、営業損益は133億円の黒字(前年同期は9億円の赤字)、最終損益は25億円の黒字(同52億円の赤字)と黒字転換した。

 前期は買収した音楽配信事業が100億円超の営業赤字となり、連結業績の足を引っ張った。

 当たり外れが大きいゲーム内課金などコンテンツ事業に代わり、広告が業績を牽引する。1~6月期で、すでに売り上げの36%を広告が占めた。

 広告の比重を高める経営を株式市場は評価した。8月16日に株価は一時、前日比365円(8%)高の4795円を付けた。時価総額は1兆37億円となり、上場初日の1兆円台を回復した。

ディー・エヌ・エーは多角化で生き残り

 ディー・エヌ・エー(DeNA)の株価は8月23日、一時、前日比80円(3%)高の3050円となり、年初来の高値を更新した。

 任天堂からスマホ用ゲームの運営を委託されるDeNAの株価は、ポケモンGOで任天堂株が急騰した7月上旬以降、歩調を合わせて上昇。7月22日に年初来高値、2849円をつけた。

 ポケモンGOフィーバーは沈静化したが、DeNAの株価はさらに上昇した。16年4~6月期連結決算(国際会計基準)の利益が大幅に改善したことが追い風となった。

 売上高に当たる売上収益は前年同期比1%増の382億円と横這い。営業利益は83%増の73億円、純利益は2.5倍の51億円と大幅な増益になった。

 主力のゲーム事業の部門営業利益は2%減の66億円と振るわなかった。しかし、スポーツ事業の売上高は46%増の54億円、同部門の営業利益は18億円と倍増した。1月に横浜スタジアムを連結子会社にし、横浜DeNAベイスターズ主催の入場者数が増え利益を押し上げた。

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