
俳優・高畑裕太容疑者が強姦致傷の疑いで逮捕され、その母で女優の高畑淳子が“涙の謝罪会見”を開くなど対応に駆け回っている姿を受け、世間からは淳子に対する同情と批判の声が上がっている。さらに、以前より裕太容疑者が共演女優に付きまとい的な行為をしたり、女性に対して不適切な行為を行っていたとの証言も数多く報じられているが、舞台関係者は語る。
「淳子さんは芸能界入りした裕太容疑者のため、あちこちに口を利いて回っていました。淳子さんは劇団青年座でキャリアを積み、2003年に西田敏行さんが退団したのを機に劇団トップの座に就いたのですが、実はそこでも高畑親子は問題を起こしていたのです」
“問題”とは、具体的にどのようなことか。
「裕太容疑者は母が仕切っている青年座にも頻繁に出入りしていて、すぐに劇団関係者の女性に手を出すようになったのです。しかし、誰も裕太容疑者を諌めることができませんでした。なぜなら、淳子さんの機嫌を損ねると劇団にいられなくなるどころか、役者としての道も閉ざされかねないためです。それほど、劇団内で淳子さんは絶対的存在だったのです。さらに、裕太容疑者のことになると“暴君化”するというのも有名で、劇団メンバーや関係者たちは、耐えるしかなかったそうです」(同)
しかし、そんな彼らの苦心も水の泡になってしまうことも。
「裕太容疑者に手を出された女性のなかには、結局淳子さんによって劇団から追い出されてしまった者もいました。周囲の人間は、その女性に非がないことをよくわかっていましたから、淳子さんのあまりにも横暴な仕打ちに震え上がっていました」(同)
さらに同関係者は、今回の裕太容疑者の逮捕をめぐる対応についても、次のように批判する。
「今回の事件を受けて、淳子さんは会見で息子の不祥事を謝罪しながらも、警察での面会時に『私はどんなことがあってもお母さんだからね』と声を掛けたことを明かしていました。世間でも指摘されているように、そこに淳子さんの甘さが透けて見える。これまでに高畑親子から大なり小なり被害を受け、泣き寝入りしていた人たちから、今後新たな証言が続出してもおかしくありません」(同)
淳子自身が出演していたCMも続々と放送自粛が発表されるなど、事件の余波が広がりつつあるが、さすがの淳子もこの状況では“親バカ”ぶりを発揮できそうにない。
(文=編集部)