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城めぐり、空前の大ブーム!絶対に一度は行くべき名城リスト10!

文=編集部
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城めぐり、空前の大ブーム!絶対に一度は行くべき名城リスト10!の画像2沖縄・首里城の守礼門

 熊本城は加藤清正が築城。3年連続で首位を維持していたが、4月に発生した熊本地震の影響もあり3位になった。城内は大きな被害を受けたが、それでも訪れる人は多い。トリップアドバイザーのサイトには「まさに天下の名城という言葉がふさわしい場所。早期復旧を願います」「姿は無惨でしたが、逆にたくましさのようなものを感じました」など、被災に負けないたくましさを称え、早期の復興を願う声が多く寄せられているという。

ベスト20に沖縄の城・城跡5カ所

 今回、ベスト20に3つの城、城跡が初めてランクインした。沖縄県の今帰仁(なきじん)城跡(今帰仁村)が13位、滋賀県の安土城跡(近江八幡市)が16位に入った。17位の大阪城(大阪市)は、年間入城者が233万人もいるのに今回が初登場とは意外である。

「特筆すべきは、沖縄の城、城跡(沖縄では『じょうあと』という)がベスト20に5カ所も選ばれていることです。10位の中城(なかぐすく)城跡、11位の勝連(かつれん)城跡、13位の今帰仁城跡、14位の首里城、18位の座喜味(ざきみ)城跡です。国内客のみならず、アジアを中心とした外国人観光客の急増とともに琉球文化、沖縄文化が注目されている表れでしょう。最近は、こうした城跡を舞台に琉球衣裳を身に付けたウェディングも人気になっています」(地元の観光関係者)

 人気スポットのひとつ、今帰仁城跡は沖縄本島の北部、本部(もとぶ)半島にある歴史的なグスク(城)で、2000年に首里城などと一緒に世界遺産に登録された。沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館にも車で15分ほどで行ける。万里の長城を彷彿とさせるような長い石垣が魅力で、カンヒザクラの名所としても知られる。正確な築城時期は不明だが、13世紀後半にまで遡るといわれ、城内からは中国や東南アジアの陶磁器が多く出土している。往時の交流、繁栄ぶりをうかがわせる歴史遺産であり、外国人観光客の関心が高まっている。

 団塊世代をコアとするシニア世代、急増を続ける外国人観光客、「歴女(れきじょ)」と呼ばれる歴史好き女性たちを巻き込んだ城ブーム、城めぐりブームはどこまで広がりをみせるのだろうか。
(文=編集部)

BusinessJournal編集部

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