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熊谷修「間違いだらけの健康づくり」

死亡・老化・がん等の病気リスクを決定づける「究極の」体内栄養があった!

文=熊谷修/人間総合科学大学教授

 ほかにも、薬物など機能性物質をからだの標的組織に輸送する役割を担っている。老化により血清アルブミンが低下したシニアで、長期服用して持病の管理に効き続けていた薬が急に効かなくなることがある。薬物反応の低下にはたんぱく質栄養が関係している。

 コレステロール、血圧、血糖値が気になるところだが、血清アルブミンの値はもっと気にしたほうがよい。
(文=熊谷修/人間総合科学大学教授)

熊谷修/博士(学術)、一般社団法人全国食支援活動協力会理事

熊谷修/博士(学術)、一般社団法人全国食支援活動協力会理事

1956年宮崎県生まれ。人間総合科学大学教授。学術博士。1979年東京農業大学卒業。地域住民の生活習慣病予防対策の研究・実践活動を経て、高齢社会の健康施策の開発のため東京都老人総合研究所(現東京都健康長寿医療センター研究所)へ。わが国最初の「老化を遅らせる食生活指針」を発表し、シニアの栄養改善の科学的意義を解明。介護予防のための栄養改善プログラムの第一人者である。東京都健康長寿医療センター研究所協力研究員、介護予防市町村モデル事業支援委員会委員を歴任

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