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石徹白未亜「ネット依存社会の実態」

「孫ができた」…2ちゃんはもはや初老の巣窟?ネットのケンカで絶対に勝つ方法

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--「落としどころ」というのも、なかなか難しいですね。

Hagex それは簡単です。「徹底的に勝ちたい」「ちょっと勝ちたい」「引き分け」「負けたフリをする」……具体例なら、「相手が悪いことをしているのなら、謝罪だけしてほしい」「受け入れる、受け入れないは別だけど、自分の意見を認めてほしい」などと、目的を考えて動くとうまくいきます。

 ゴールの話とずれますが、目的によって、ケンカの仕方も変わってきます。ある企業が悪いことをして、その企業に謝罪してほしい場合を考えましょう。メールやブログで情報発信してもダメだったら、代表取締役に内容証明を送ったり、その業種の監督官庁があればそちらに連絡したり、消費者庁に相談するなど、ネット以外の場所からアプローチを行ないます。そして、その情報を基にブログで公開し、再び企業に質問状を送ってみたりするのもいいでしょう。

--前回記事の「違法かどうか」と同じで、こちらも社会の仕組みを知らないといけませんね。

Hagex 一緒です。ネットバトルをする時は、ネット以外の攻撃手法を使ったほうが有利に戦えます。ただ、そこまで手を広げなくても、前回の「こじらせ女子」のケースのような、ネット上のみのバトルだと、戦い方は変わってきます。また、世間的な落としどころと自分の感情のずれをどう折り合いをつけるのか……といった点も難しいところですね。

--ツイッターのケンカだと、ギャラリーもいるプロレスになりますよね。呼んでもいない第三者が出てきたりもしますし。

Hagex ツイッターのケンカにはコツがあって、ツイッターでまとめることを前提にケンカするんです。「Togetter」(ツイッター発言のまとめサイト)を使って自分でまとめつつケンカする。こんな発言をすると相手が怒るだろうな、というのを見越して挑発する。

 もし、激怒して汚い言葉を使ったら、まとめる際に赤字で大きなフォントにして、「感情的な人間」と印象づけをしよう、それに対して自分は冷静な対応をしよう、と事前に予測しながら戦います。ネットバトルの勝ち負けにこだわるなら、まとめサイトを読んだユーザーがどう思うか? が大切なのです。

相手にヒントがある、ネットケンカ必勝法


--逆に、したくもないケンカをふっかけられたら、どうすればいいのでしょうか。

Hagex 気分にもよりますが、暇なら付き合ってあげるのもいいかもしれません。「なんで相手はケンカしたいのか」を考えながらやるといいですね。ツイッターもネットもそうですが、「相手の嫌がることは何か」を考えて行動すると、いい結果が出ます。

 例えば、相手のツイッター投稿をくまなく見ていくとヒントがあります。容姿について頻繁につぶやいているなら、容姿に関心があるからコンプレックスがある。学歴、ジェンダー、子育て……など、相手のウィークポイントが見えてきます。

 関心があることほどつぶやくので、最低でも1年分くらい見ればわかります。なので、ケンカをふっかけてきた相手に「お子さんの○○ちゃん元気?」と聞くと、気味悪がられます。そういった要素を見つけて、相手に投げて、それで相手が自分の思うとおりに動くか、などを見極めていくのがネットケンカの勝ち方ですね。
(構成=石徹白未亜/ライター)

【※1】「ねとらぼ 2012年5月25日」(studygiftはなぜ暴走したか 「説明不足」では済まされない疑念、その中身)

『2ch、発言小町、はてな、ヤフトピ ネット釣り師が人々をとりこにする手口はこんなに凄い』

創作話を作り、読者の反応を楽しむ「ネット釣り師」たち。時には世論を動かすきっかけを作ってしまう彼らは、どういった手口で読者をダマし、そしてトリコにするのか。その鮮やかな手口の数々を、彼らの動向を15年間追ってきた人気ブロガーであるHagexが明らかにする。

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「孫ができた」…2ちゃんはもはや初老の巣窟?ネットのケンカで絶対に勝つ方法のページです。ビジネスジャーナルは、連載、2ちゃんねるHagexstudygiftTwitterはてなブックマークインターネットケンカ炎上の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!

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