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みずほ銀とソフトバンク、プライド捨て「サラ金」参入が失笑の的…若者搾取との批判も

文=黒羽米雄/金融ジャーナリスト
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「みずほは日本興業銀行の流れをくむ。グループ持株会社のみずほフィナンシャルグループ社長の佐藤康博氏自身も興銀出身のため、『うちは日本の産業を支える金融機関。消費者金融には絶対に手を出さない』と繰り返し強調してきた。銀行業界全体が通常の融資の利ざやがジリ貧状態とはいえ、これまでの経緯から『どの顔して参入するんだよ』というのが業界関係者の本音。『夢をサポート』という大層な理由をつけないと、恥ずかしくて参入できないでしょう」

 海外では「オンライン融資の雄」とされた米レンディングクラブが不祥事で失速。当局はオンライン融資業への規制強化を模索する。フィンテックを「産業革命級の衝撃」と語り、フィンテック熱は3メガのなかでも鼻息が荒いみずほ。サラ金は貸出より回収が肝とされるが、みずほにそのノウハウはあるのか。プライドをかなぐり捨てての「禁じ手のサラ金参入」が頓挫したときの代償は大きい。
(文=黒羽米雄/金融ジャーナリスト)

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