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雨宮寛二「新・IT革命」

iPhone、過剰スペックが露呈…「iPhone離れ」の懸念高まる

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 任天堂のファミリーコンピュータ(ファミコン)に端を発した家庭用ゲーム機の開発は、その後、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE、現ソニー・インタラクティブエンタテインメント)やセガ・エンタープライゼス(現セガゲームズ)、米マイクロソフトなどが次々と参入し開発が激化する。

 開発競争はやがてオーバースペックを引き起こし、SCEは2000年に当時としては高価なDVDプレイヤー機能を搭載したプレイステーション2を高価格で売り出し、ユーザの「プレステ離れ」ひいては「ゲーム離れ」を招くことになる。

 同様の事態は、スマートフォン市場にも十分に起こり得る。当面iPhoneは現在のポジションを維持するであろうが、オーバースペックがやがては日本市場でも「iPhone離れ」を引き起こすことを、アップルは見過ごしてはならない。
(文=雨宮寛二/世界平和研究所主任研究員)


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