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2023.06.02 20:22
2016.10.06 00:11
石原結實「医療の常識を疑え!病気にならないための生き方」
筋肉の衰え、人体に極めて危険!がんや糖尿病等のあらゆる病気、ボケ・うつに直結
(4)糖尿病の予防、改善
筋肉増加により、筋肉細胞内のGLUT4(糖輸送担体)の活性が増し、血液中の糖分の筋肉細胞への取り込みが促進され、血糖が下がる。
(5)血圧の改善
筋肉増加により、筋肉細胞の周辺の毛細血管が増加し、末梢血管抵抗が低下して、血圧が下がる。また「プロスタグランディン」「タウリン」などの「降圧物質」の産生も多くなる。
(6)うつ状態の改善
筋肉増加により、筋肉細胞内でテストステロン(男性ホルモン。女性にも存在)が産生分泌され、自信が湧き、うつが改善される。
(7)記憶力の増強、ボケの予防
筋肉運動は、脳の「海馬」(記憶の中枢)の血流を促して、認知症予防、記憶力増強に役立つ(ニューク大学・A・コンビット博士)。
(8)がん予防
日常運動をしている人の血液内の「NK細胞」(白血球の一種で、がん細胞をやっつける)の活性は非常に高い。
体温が1度上昇すると一時的(数時間)に免疫力は5~6倍になる、とされている。入浴、サウナ、運動などで発汗が始まる頃に、1度体温が上昇している。何か運動の習慣がある人は、終生続ける。これから始める人は、ウォーキングが基本であるが、室内運動なら、スクワット、ももあげ運動、フラミンゴ運動(交互に1分ずつ片足立ちをする=50分歩いたのと同じ効果)、貧乏ゆすり(3分やると20分歩いたのと同じ効果)などを汗がにじむ程度に毎日やると、今述べた筋肉(運動)の恩恵を受けられる。
(文=石原結實/イシハラクリニック院長、医学博士)
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