NEW

安倍首相の「ポチ」榊原経団連会長、経済界から露骨な批判噴出…企業と就活生に甚大な被害

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「代表幹事の小林喜光氏(三菱ケミカルホールディングス会長)は、『経済の最大のリスクは(内外の)政治』と指摘。夏季セミナーや会見で『政治と経済は車の両輪ではない。立場が違う中で重なるところを一緒にやるのが(両者のあるべき)進め方だ』と言い切っている」(8月30日付東京新聞記事より)

「政治と経済は車の両輪」と一体感を強調する経団連の榊原氏と、「両輪ではない」と一定の距離を保つ小林氏。安倍政権との距離感の違いが鮮明になった。

安倍首相の鶴の一声で決まった就職活動解禁の時期

 安倍政権にベッタリの榊原氏率いる経団連は、新卒学生の就職活動の解禁でも迷走を続けている。

 経団連は9月12日、新卒学生の就職活動の日程を、来年(18年卒)も今年(17年卒)と同じ「3月に説明会解禁、6月に採用面接などの選考解禁」とする方針を正式に決めた。この日程には会員企業の異論が多く、再来年(19年卒)の日程は再検討する。裏を返せば榊原氏が会長に就いている期間は現状維持ということである。

 就活のスケジュールは、長年「12月に説明会解禁、4月に選考解禁」だった。安倍政権が13年、経団連に「学生は学業に専念させるべきだ」と要請。安倍首相の鶴の一声で、榊原経団連は、16年卒の日程を「3月に説明会解禁、8月に選考解禁」に後ろ倒しした。

 だが、就活期間の長期化で学生や大学から不満の声が出たため、今年は選考開始を2カ月前倒ししたが、これにも異論が多く、再来年に変更する。いずれ、「12月に説明会解禁、4月に選考解禁」に戻るとの見方が強い。

 多くの財界人は、アベノミクスの失敗で安倍政権は長くないと見ており、官邸と距離を置き始めた。「首相の忠実な部下」(経団連の元幹部)である榊原氏だけが前のめりなのだ。

 経団連会長は財界総理と呼ばれてきた。首相に対して、言うべき時には物申す存在だったが、榊原氏にそうした役割は期待できなさそうだ。
(文=編集部)

安倍首相の「ポチ」榊原経団連会長、経済界から露骨な批判噴出…企業と就活生に甚大な被害のページです。ビジネスジャーナルは、企業・業界、, , の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!

Ranking
  • 企業・業界
  • ビジネス
  • 総合

関連記事

BJ おすすめ記事