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平野雅章「FP相談1600件でわかった全体最適マネー術」

自転車事故で賠償金9千万円も…急増する自転車保険は不要!加入済保険と重複も

文=平野雅章/横浜FP事務所代表、CFP、1級ファイナンシャル・プランニング技能士
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 たとえば、火災保険や自動車保険、傷害保険には特約として付帯できる保険会社が多く、特約料も年1,000~2,000円程度と安い。また、加入した本人だけでなく、通常は生計維持者が加入すれば家族全員が補償の対象となり、個々に加入する必要はない。

 実は兵庫県が作成している「自転車保険加入義務化に関するチラシ」でも、保険の例として挙げているのは次のものである。

「自動車保険、火災保険、傷害保険等に付帯する個人賠償責任保険、共済、ひょうごのけんみん自転車保険、TSマーク付帯保険等」
 

自転車保険を考える前にやるべきこと

 保険料が少額なためか、個人賠償責任保険は加入しているのにそれを把握していない人も多い。「自転車保険の加入義務化」という言葉がひとり歩きすることにより、補償の重複が大量発生することを私は懸念している。

 自転車保険を考える前に、まずは自分が加入している各種の損害保険の保険証券を見て個人賠償責任特約が付帯されていないかを確認するべきである。同特約は保険会社により、日常生活賠償特約、日常事故賠償責任補償特約などと名称が異なることがあるため、注意が必要だ。付帯されていない場合は、これらの保険に同特約をつけることができるかを保険会社に確認しよう。
(文=平野雅章/横浜FP事務所代表、CFP、1級ファイナンシャル・プランニング技能士)

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