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レコ大1億円買収疑惑、TBSの責任論浮上「視聴者への裏切り」「曖昧許されず調査必須」

文=編集部
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求められる社内調査

 では、もし真相の解明をしないまま、TBSが今年もレコ大の放送を行ったとしたら、それは許される行為なのだろうか。

「もちろん、倫理的に大きな問題があるといわざるを得ません。こうした問題は以前から囁かれてきたこととはいえ、TBSという放送局全体の信頼性にかかわる問題。放送される報道番組などの信頼性まで損ないかねません。まずは、会社としてどういう対応をするのかを速やかに公表すべきです。外部の有識者(弁護士などの有識者、研究者など)を入れた第三者委員会を設置して『社内調査』を迅速に実施し、この委員会は『中間報告』『最終報告』を発表すべきです。(文春の)記事が出た以上、すでに総務省にはなんらかの報告をしているはず。それを公表してほしいです」(同)

 また、前出・碓井氏もTBS内部における調査の必要性をこう語る。

レコード大賞は、単なる音楽賞として存在しているわけではなく、TBSが毎年、年末に放送する大型番組『輝く!日本レコード大賞』と不可分な関係にあります。視聴者は、レコ大を日本でもっとも権威のある音楽賞のひとつとして認識するからこそ、今年で58年目となるレコ大を見続けてきました。

 しかし、厳正であるべき選定に、このような疑義があるとすれば、それは視聴者に対する裏切りでもあります。今回指摘された昨年の選定をめぐる問題は、まさに放送内容に関わる大問題です。TBSは独自に調査を行い、その結果を公表すべきであり、それが放送した側の責任でもあります。真相の解明をしないまま、今年もTBSがレコ大の放送を行うのであれば、法律的にはともかく、倫理的に大きな問題があるといわざるを得ません。

 華やかな音楽賞の背後に、“レコ大の黒い霧”ともいえる恥ずべき癒着や腐敗が広がっていて、しかも放送局がその実態を知りながら、黙認するかたちで放送を続けてきたなどという疑惑を持たれないためにも、TBSの可及的すみやかな対応が望まれます」

 TBSの今後の対応に注目が集まる。
(文=編集部)

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