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楽天が導入で話題の「立ちデスク」は危険?かえって背骨が歪み、腰痛を発症する恐れ

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立ったままPCの姿勢は完全にアウト?


 スタンディングデスクに疑問を感じているのは「姿勢の専門家」も同じだ。

「姿勢の観点からいえば、パソコンの高さは『背筋を伸ばした状態』で『モニターの上辺と目の位置が水平』になるのが理想的。肘の角度は机に対して90度です。とはいえ、普段、座って仕事をされている方の大半は、目線より下にモニターが来ている。スタンディングデスクで正しい位置でパソコンを使うには、かなり机を上げつつ、モニターの位置も上げないと意味がないのです」

 そう語るのは、早稲田大学の保健体育科目「姿勢と健康」で講師を務める碓田拓磨氏だ。碓田氏は、虎ノ門カイロプラクティック院の院長でもあり、姿勢の悪さが健康に及ぼす悪影響をテーマに講義や講演も行っている。

「スタンディングデスクが机の高さを自分で調整しなければならないなら、利用者の大半が机を上げきっていないまま使っていることは容易に想像できます。ノートパソコンを使っているなら、姿勢的には完全にアウトでしょうね」(碓田氏)

 そもそも、立ったままパソコンで作業したり会議をしたりというのは、多くの人がこれまでの社会生活で経験したことがなかったものだ。

「やはり、立ったまま何かをするということ自体が我々の生活に根付いていないからです。新しい商品やサービスにすぐ飛びつく『アーリーアダプター』(新たな商品やサービスを早い段階で取り入れる人)には受けがいいかもしれませんが、今後、スタンディングデスクが主流になるかというと、難しいかもしれません。

 たとえば、2000年代後半の一時期、バランスボールがはやりました。当時、『姿勢が良くなる』『腰痛が緩和される』などと言って、多くの企業がバランスボールを導入しましたが、今では使っている人はわずかで置き場所に困っているという話をよく聞きます」(同)

正しい姿勢で仕事している人は皆無?


 そして、碓田氏も整形外科医のA氏と同様に、「ただ立って仕事をすれば体にいいというわけではない」と語る。

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