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石原結實「医療の常識を疑え!病気にならないための生き方」

医師が「がん検診」を受けない理由…検診で総死亡数増も、食の欧米化で「がん患者」増

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 こうした諸事情は西洋医学のがんに対する検診、予防法(早期発見)、治療法の混迷の深さを如実に示している。

 がんの診断は、ある日、突然下される。しかし、体内にがん細胞が1個発生し、分裂、増殖して、医学で発見できるほどの大きさ(直径=0.5センチ、がん細胞=10億個)になるまで約20年かかるとされている。がんは沈黙の超慢性病なのである。よって、がんは早期発見よりも、がんにならないための日常生活における予防のほうが、ずっと大切なわけだ。それには、以下が大切である。

1.欧米食は少なくし、和食を多くする

 ここ30年で増加してきた、肺、大腸、乳、卵巣、子宮体、前立腺、すい臓、食道がん、胆管がんは、肉、卵、牛乳、バター、マヨネーズなどに代表される欧米食の摂取過剰と大きく関連している。

2. 1日の平均体温を示す午前10時の脇の下の体温が、36.5度以上になるよう努力する

 がん細胞は35.0度でもっとも増殖し、39.6度以上になると死滅するとされる。がん増加の背景に日本人の低体温化(1957年の脇の下の平均体温=36.9度、2016年は35.8~36.1度)がある。

 よって運動、入浴、サウナなどで体を温め、塩、味噌、醤油、明太子、塩鮭、漬物などの体温を上げる作用のある塩分の多い食物も、食べたいときは忌避せず食べるべきだ。
(文=石原結實/イシハラクリニック院長、医学博士)

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