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『逃げ恥』ダンス動画アップ、容認宣言でも違法&処罰の危険…TBS「回答なし」

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 ただし、この著作権法違反については著作権者からの告訴がなければ罪に問うことができない類型の犯罪(親告罪)とされていますので(著作権法123条1項)、著作者からの告訴がなされない限り、本件ダンスを踊っている動画をYouTubeなどにアップしている方々が罪に問われることはありません。

動画アップ時の注意点

 そして今月22日、エンディングソング『恋』の作詞作曲者である星野源の所属レーベル「スピードスターレコーズ」が公式ホームページで、同曲に合わせて踊る動画について、一部の条件を満たせばYouTube上に公開可能であると発表しました。

 本件ダンスの著作者である振付師さんも同じ考えであり、これまでのYouTubeアップ分に関していえば、上記の民事上や刑事上の責任は発生しないと考えられます。

 もっとも、「営利目的に利用する等、その利用方法が不適切であると判断したものに関しては、削除手続きを行う可能性もある」とのことです。

 したがって、たとえばYouTubeで広告収入を得ることを目的とした動画アップや、これらのアップされたYouTubeを無断で編集して新たにDVDを作成し販売したりする場合には「営利目的」があるものとして、上記の民事上や刑事上の責任が発生する可能性があります。

 また、「ダンス」や「曲」について、YouTubeへのアップが許されているとしても、「映像」を使っていいかどうかは別問題です。

 たとえば、単に、自分たちが踊っている動画をアップするだけでなく、そのなかにドラマの映像やエンディングの映像を挿入したりする場合は、おそらくTBSが管理していると思われる当該「ドラマの映像やエンディングの映像」に関する著作権を侵害することになります。この点は十分に注意が必要です。

 なお、「結婚式の余興で踊る場合は『ご祝儀』をもらっているから営利性がある」というおかしな考えもあるかもしれませんが、ご祝儀とダンスの間には対価性はありませんので、ご心配なく。
(文=編集部、協力=山室裕幸/弁護士法人ALG&Associates弁護士

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