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高橋潤一郎「電機業界の深層から学ぶビジネス戦略」

韓国経済とサムスンの危機、日本企業を直撃していた!取引先数は膨大、赤字転落も

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サムスン電子ジャパン


 韓国サムスングループの日本法人であり、ギャラクシーシリーズなど携帯電話端末販売およびLTEなどの次世代通信装置の国内販売を主に手がけているサムスン電子ジャパン(東京都千代田区)は、実は2015年12月期からすでに大幅に業績が悪化している。

 サムスン電子ジャパンの同期は、売上高が前年比32.2%減の1284億3000万円で、営業利益は37億1400万円の欠損(前年は53億3600万円の黒字)、経常利益は37億1400万円の欠損(同52億2300万円の黒字)、純利益は67億4300万円の欠損(同29億6900万円の黒字)となっている。16年12月期は残すところあと1カ月を切っており、期中にギャラクシーのトラブルもあったなか、どのような業績に収まるのか、注目が集まる。

双葉電子工業


 日本企業の実例もひとつ挙げておこう。ディスプレイの蛍光表示管で大きなシェアを持つ双葉電子工業は、先に17年3月期の業績予想を、従来の黒字見通しから赤字に見直している。その理由について「韓国市場の低迷を背景に、韓国サムスン電子スマホ向け部品の販売不振などが響いている」とはっきりと説明している。

 ちなみに双葉は、16年3月期は最終欠損だった。今期は黒字回復を予想していたが、サムスン向け不振を理由に赤字予想に切り替えており、予想通りならこれで2期連続の最終赤字となる。14年3月期に7年ぶりの黒字回復を果たした後、15年3月期も黒字を確保していたが、16年3月期からは再び赤字経営が続く状況となっている。
(文=高橋潤一郎/クリアリーフ総研代表取締役)

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