
12月9日付記事『携帯ショップのヒドすぎる実態…高齢者に不要な商品買わせる、顧客アンケートを店員が記入』でお伝えしたように、先日、ツイッターユーザーの@SHADEmiyokoさんのツイートをきっかけに、あるauショップの対応がインターネット上で話題になった。
当該ツイートは「昨日auショップ行ったら、アンケートの回答内容指示する紙もらったんやけど…」というもので、ネット上にアップされた書類にはアンケートの回答が指定されている上、「結果によっては、KDDIから指導を受けてしまう」という記述もある。
この件についてKDDIに問い合わせると、「アンケート結果によっては改善を促す為の指導をすることはございます」「KDDIとしてはこのような手法を認めてはおらず(auショップに対して)あらためて注意喚起を促す」などの回答があった。
ある意味で非常識なことが行われている携帯ショップだが、その実態については、前回記事でA氏(携帯ショップ勤務歴約7年)の証言をお伝えした。今回は、都内の携帯ショップで約12年の勤務経験がある元店員のB氏の体験談を紹介したい。
クレーマー扱いの武田真治、暗いウエンツ
日々、さまざまな人が訪れる携帯ショップだが、やはり目立つのは芸能人の来客だという。
「もう2~3年前ですが、坂口憲二さんが機種変更で来店したときは興奮しました。スタッフのミスで、署名を書くためだけに翌日もう一度来てもらったのですが、対応がすごくさわやかで。それに、なんかいいにおいがしたんです(笑)」(B氏)
一方、最悪だったのが武田真治だという。
「故障で来店することが多かったのですが、とにかく態度が悪くて、クレーマー扱いされていました。こちらが対応していると『早くして』『待てないんだけど』といった感じですごく偉そうな上、『壊れたのは自分のせいじゃない』と5000円ぐらいの修理代をケチるのです。
操作方法を教えるときも、なかなか理解してくれないので何度も説明するはめになりました。何か気に入らないことがあると声を荒らげたり、端末を投げつけたりするため、来店のたびに裏では『誰が対応するか』でもめるようになりました」(同)
また、ウエンツ瑛士にもあまりいい思い出はないようだ。