NEW

小池都知事への汚いヤジ連発が波紋…都議会自民党が反論「不誠実な答弁をされたから」

【この記事のキーワード】

, ,

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

都議会自民党の反論


 こうした流れを振り返りながら、今回のヤジ騒動を見てみると、自民党都議はヤジについて反省していないのではないか、とも見受けられる。東京都議会自民党政調会事務局に話を聞いた。

「先日のは知事の答弁に対するヤジでございまして、2年前のはですね、人格を否定するようなヤジなんですね」

 セクハラヤジとは違うことを強調する。

「自民党が一方的にヤジを飛ばして知事をいじめているという報道が、特にワイドショーなどではございましたが、それまでの経緯があるんです」

 経緯とは、どういうものだったのか。

「これまでは知事側と議会側では、何を質問するのか、それに対して知事がどう答えるか、答弁の調整をしていたのです。9月の最初の議会の時に、『事前の調整はしない』と、知事のほうから申し出がありました。こちらから質問項目を出したにもかかわらず、それに対する回答は一切出てこなかったのです。これからはまったく答弁調整やらずにやるんですねと、知事がそういうご決意なら、ということで、今回、自民党からは項目も伝えずに、当日質問をして返してくれるのだろうなと思ったんです。ところが答弁が順番通りに出てこないとか、答弁を飛ばすとか、十分な答弁ができないとか、そういうことでヤジが出たと思います」

 当初、小池知事が答弁できたのは、28項目のうち9項目だけだった。

「お答えいただいてないところ、不十分なところについてはもう一度お答えくださいということで、自民党が再質問させていただきました。休憩が入って知事のほうが整理されて、お答えになったということですね。ただその中身は、たとえば『大きな黒い頭のネズミがいっぱいいるとわかった』という知事の発言に『誰のことか明確にお答えください』と質問したのに、『ご想像にお任せします』とか、普通は議会での知事答弁ではそういうお答えはないんですよ。その辺で不誠実、不確実な答弁をされたということで、ヤジが出たというところもございました」

 ぶっつけ本番できちんと答えられないなら、事前調整して知事の意思が都民に伝わるようにするほうが、小池知事の掲げる「都民ファースト」にかなっているという理屈も、見方によっては成り立つかもしれない。だが、ヤジという手法に走ったことで、有権者の都議会自民党に対する印象は悪くなったことは確かだろう。

小池都知事への汚いヤジ連発が波紋…都議会自民党が反論「不誠実な答弁をされたから」のページです。ビジネスジャーナルは、ジャーナリズム、セクハラヤジ小池百合子都議会自民党の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!

Ranking
  • ジャーナリズム
  • ビジネス
  • 総合
BJ おすすめ記事