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今年のヒット予測、ヒット率が悲惨?街角インスタプリント、激安オムニ家電…

文=昌谷大介/A4studio
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「2014ヒット予測」とその結果

1位 毎日自作サプリスムージー
2位 ハリー・ポッターとOSAKAの“城”
3位 グランピング・ゴルフ
4位 お値打ち4Kテレビ
5位 Lサイズスマホ
6位 ライフスタイルモール
7位 ネット巨大フリマ
8位 外資系“お・も・て・な・し”ホテル
9位 エクストリームけん玉
10位 携帯ハイレゾプレーヤー
11位 小容量トクホパン
12位 親・子・孫 3世代リゾート軽井沢
13位 スイーツ系ウイスキー&ウオツカ
14位 トップガン女子
15位 沈黙フェス
16位 東北カリスマ演出トレイン
17位 コペン&ビート
18位 フリクション いろえんぴつ
19位 アレルカット水クリーナー
20位 プレステ 4
(「日経トレンディ」13年12月号より抜粋)

 見渡すと、予想的中&大ヒットといって異論がなさそうなものは、2位の「ハリー・ポッターとOSAKAの“城”」だろう。これは、14年7月15日にユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)内にオープンした「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」のことを指している。14年7月の入場者数は87万人、8月は133万人、9月は135万人を記録し、当時の単月の最高入場者数を2カ月連続で塗り替えるなど、破竹の勢いだったことを記憶している人も多いだろう。

 実際、その翌年に同誌で発表された「2014ヒット商品ベスト30」でも「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」は3位にランクインしている。

 また、「フリクション いろえんぴつ」は翌年のヒット商品ランキングの19位に入り、「プレステ 4」は話題性でも販売台数でもヒットしたといえる。

 だが、それ以外はいまいちピンとこないものが多い。1位の「毎日自作サプリスムージー」や、3位の「グランピング・ゴルフ」は流行したとはいいがたい。もちろん、一部の人々の間で熱狂的に流行ったという見方はできるだろうが、全国的にみてブームになったとはいえない。4位の「お値打ち 4Kテレビ」や5位の「Lサイズスマホ」も同様で、メディアを大きく騒がせるなどの大ヒットになったとはいえない。

「2015ヒット予測」とその結果

1位 グルメ“健効”系フーズ
2位 セルフィースマホ
3位 北陸トライアングル
4位 ライスミルク
5位 得するスマートウエア
6位 たまごっちラリー
7位 遺伝子診断サプリ
8位 ともだちロボット
9位 超体感ゲーム
10位 スター・ウォーズ・カウントダウン
11位 ふるさと納税パーティ
12位 都市型パリピフェス
13位 コンビニ・バル
14位 ビッグデータスポーツ観戦
15位 燃料電池車
16位 フローズンスモア
17位 Siriナビ
18位 ノンアルトクホ
19位 ダイソン360Eye
20位 2.5次元ファッション
(「日経トレンディ」14年12月号より抜粋)

 予想的中の筆頭といえそうなのは、8位の「ともだちロボット」。ソフトバンクが開発した人型ロボット「ペッパー」は、本体価格19万8000円(税抜)で、3年間支払っていかなくてはいけない基本料、保険料などが月々に別途かかるという高額商品ながら、初回販売分1000台がわずか1分で完売したとして話題になった。

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