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東大医学部合格者の5割を占める塾、鉄緑会の秘密…驚異的システムの全貌

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 ただ、高校に上がるとさすがに『英語は得意だけれど数学は苦手』というようなケースが出てきますし、科目間での学力差が大きくなってくるので、英語と数学それぞれで学力順のクラス編成をすることになります」(同)

英語・数学中心のハイスピードなカリキュラム


 冨田氏の言葉から読み取れるように、学習の軸になっているのは英語と数学だ。では、具体的なカリキュラムはどうなっているのか。

「我々は大学入試を見据えた勉強を計画的に進めており、英語も数学も、中学3年生までに高校の範囲を一通り終えてしまいます。この2科目は、一度わかってしまえば急に成績が下がることはありません。そういう意味でも、中学生のうちからじっくり力をつけていく方針になっています。

 英語は授業中に単語の確認テストを行いますし、英語の文章を頭に入れることも重要ですから、例文を暗記するスピーキングテストも実施します。また、数学を早めに完成させるには他の科目との兼ね合いもありますね。特に物理の成績向上のためという意味合いがあり、ベクトルや微分・積分あたりを勉強していれば力学などの単元が理解しやすくなるのです」(同)

 鉄緑会はこの計算されたカリキュラムゆえ、あくまでも「中学1年生の4月」に入会するのが基本。なお、鉄緑会の授業は1回3時間となっており、さらに家庭での宿題が加わるのだという。

「宿題は、授業内容を自分なりに消化して膨らませてもらうのが狙い。宿題を怠れば授業で毎週行う復習テストが解けなくなるなど、悪い結果がすぐに表れてしまうのです。

 中学生の宿題は、英語と数学それぞれ2時間くらいずつかかることをイメージしながら設定しています。鉄緑会に通っていただくのは週に2日なので、塾に来ていない日に家で各科目1時間ずつ取り組んでもらえれば、週に合計4~5時間程度。量として無理はありません。

 高校生は科目数と鉄緑会に来る日が増え、やはり宿題の負担も少し大きくなりますが、そこは我々もバランスを調整しています。たとえば高校2年生の理科なら、週に1時間~1時間半で済ませられるボリュームに抑えます。鉄緑会は『宿題をたくさん出す塾』というより、『宿題をきっちり解いてくるべき塾』というように捉えていただくのが正しいかと」(同)

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