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バカ高くても1位のハーゲンダッツ、米国では低価格商品?感動を極限まで追及し世界中から材料

文=日下部貴士/A4studio

ハーゲンダッツというブランディングへのこだわり

 ハーゲンダッツには、多少コストがかかったとしても品質を重視するという理念があると語る。

「当社では、家庭にあるような身近な素材を使うことを“キッチン・フレンドリー”と呼び、アイスクリームづくりの基本にしております。その分、コストや手間はかかりますが、『素材の味を楽しんでもらいたい』『安心して食べられるアイスクリームを提供したい』という思いから、キッチン・フレンドリーの理念を守り続けています。今後も、お客様の期待を超えるフローズンデザートを提供し、お客様にハーゲンダッツを口にしたときの喜びと感動を提供し続けていきたいと考えております」(同)

 ハーゲンダッツは一般的なアイスクリームよりも高価だが、日本の高級アイスクリーム市場で長らくトップシェアを守り続けていることからわかるように、「高くても食べたい」と消費者に感じさせる魅力があるといえる。

 また、高級だからこそ特別感が増し、とっておきのときに食べる“ご褒美”として、日本国民に愛され続けているのだろう。
(文=日下部貴士/A4studio)

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