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スマホ、無駄な有料オプション強制加入がヒドすぎる!こうチェック&解約で通信費大幅減

文=岡田光雄/清談社

「まず、自分がどんなオプションに加入しているかを確認し、サービスの内容を聞く。その上で、使っていなかったり説明を聞いても内容がわからなかったりするオプションは、一つひとつ解約の方法を聞いてください」(同)

「最初の3カ月間は無料」「不要なら1カ月後に解約できる」。こんな店員の勧誘を断りきれずに契約した挙げ句、1カ月後には自分がどんなオプションに加入したのか忘れてしまうケースも多い。それだけに、まずは加入しているオプションについて、ショップに確認することが重要といえそうだ。

留守番電話や保険・補償のサービスも不必要

 不要なオプションは、生活系やエンタメ系のアプリだけではない。多くの利用者が加入すべきかどうか迷うオプションの代表格といえるのが、スマホの故障や紛失時のサポート、インターネットセキュリティなどに対応する「保険・補償」サービスだろう。

 実際、スマホの水没や画面割れなどは、多くの利用者が経験することだ。しかし、だからといって、なんでも入っておいたほうがいいというわけではない。保険・補償のオプション加入は、その問題がどのくらいの頻度で起きるかが基準になるという。

「僕の場合、画面割れも水没も経験したことがありません。そういう人や、3年に一度くらいの頻度で起きるという人は、保険料の元が取れない可能性があるので、入らなくてもいいでしょう」(同)

 ただし、新田氏の経験上、画面割れや水没が「1~2年に一度ぐらいの頻度であれば、入っておいたほうがいい」という。

 また、留守番電話のオプションは、特にビジネスシーンでは1本の電話が仕事の成否にかかわるケースもあるため、必須と思っている利用者が多くいる。しかし、これも本当に必要かどうかは疑わしい。

「現在のスマホには、もともと留守番電話機能が内蔵されているものもあります。確かに、電波が入らない状態では着信を受けられませんが、電波が入った状態に切り替われば『090……から着信アリ』と表示してくれます。わざわざオプションに加入しなくても、折り返し電話をすれば済む話です」(同)

 新田氏が言うように、すでに携帯やスマホはほぼ全国民が利用しており、大手キャリアはオプションなどの付加価値によって利益を上げるしかない。今後、不要なオプションがますます増えていき、それにうっかり加入してしまう利用者も増えることだろう。

 月々の無駄な支払いを減らし、損をしないためには、まずは利用者それぞれが自分のオプションの加入状況を確認することから始めたほうがよさそうだ。
(文=岡田光雄/清談社)

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