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“たった一言”がいい流れをつくる? 評価される新人が実践している手間いらずの習慣

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 元気に「あいさつ」をする人は気持ちがいい。

 でも、いざ自分を振り返ってみて、ちゃんと「あいさつ」ができているだろうか。当たり前のこと過ぎて、いい加減になっていないだろうか?

 あいさつをしないことのデメリットは多い。

 仕事場においてはあいさつをしないと、「気配りができないのかな」「なんか暗いよね」「ちょっと話しにくい」といったネガティブな評価を受けることもあるだろう。コミュニケーションを断ってしまっている印象を受けるのだ。

 あいさつをしっかりすることで損はしないが、しないことでの損は大きいのだ。

■あいさつは職場にポジティブな循環を生む

 あいさつをしっかりすることはポジティブな印象を生む。特に新入社員は心がけておきたいところだ。

 というのも、『たった一言でいい流れをつくる 「あいさつ」の魔法』(朝日新聞出版/刊)の著者で元ANA(全日本空輸)の客室乗務員である三上ナナエ氏によれば、「今年の新人はいいね」という先輩たちの「いいね」は、ほとんどの場合、基本的な当たり前のことができていることを指していたりするという。

 「あいさつ」は基本的なことの代表。新人時代からしっかりとあいさつをする習慣をつければ、どれだけ歳を取ってもあいさつを大事にし続けるだろう。

 また、新入社員だけではない。 部下との関係が上手くいっていない上司も、率先してあいさつをしてみてほしい。

 三上氏は、しっかりあいさつをすることで、自然と人間関係を大事にしていることが周りに伝わっていくという。相手はあいさつひとつで人のことを推し量るもの。だからこそ周囲との関係をよくしたいのであれば、しっかりあいさつをすることが大切なのだ。

 あいさつで周囲からの評価に関わってくるのであれば、それは自分の運命をも左右する習慣となりえるだろう。

 そして、あいさつは時間もお金も手間もかからず、たくさんの恩恵が得られる行為だ。

 本書はあいさつの大切さを教えてくれるとともに、声の出し方や好感度をあげるあいさつの方法を紹介しているので具体的な方法を知りたい人にはうってつけだろう。

(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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