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ファミマ、沖縄で圧倒的に強い謎…石垣島にも18店舗、セブン進出で勢力図激変は?

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 西武セゾングループの経営悪化に伴い、ファミマ本体は98年に伊藤忠商事に売却され、昨年9月にはユニーと経営統合し、ユニー傘下のサークルKサンクスを順次ファミマ店舗に転換する計画も進行中だ。

ファミマ、ローソンの沖縄は黒字

 一方、ローソンが沖縄に進出したのはファミマ進出から10年後の1997年。当初は本社直轄で進出したが苦戦、2009年に沖縄県内最大手のスーパー・サンエーとの合弁でローソン沖縄を設立。エリアフランチャイズ制に切り替えたことで、漸く追撃体制が整い、200を超える店舗網構築に至った。

 コンビニはそこで売っているものが現地の人に受け入れられなければ経営は成り立たないし、出店する立地の選定から確保に至るまで、地元の情報に精通している必要がある。そのためには地元の企業とタッグを組む必要があるが、地元企業とてメリットがなければタッグは組めない。

 ローソン本体のアニュアルレポートによれば、ローソン沖縄の16年2月期の営業収入は56億円で、営業利益は14億円。当期純利益は9億5400万円と、しっかり黒字を出している。

 ファミマのアニュアルレポートには沖縄ファミリーマートの業績は載っていないが、信用調査機関によれば、同じ16年2月期の営業収入は594億円で営業利益は15億円、当期純利益は9億2287万円。ローソン沖縄に比べて売上高が10倍近く多いのに、利益水準が大旨同じなので、おそらく沖縄ファミリーマートは店舗を直営しており、店の売上が直接反映されるのではないか。それに対しローソン沖縄はFC本部になっており、FCから上がってくるロイヤリティだけが売上高に反映しているということなのだろう。

エリアフランチャイズ制なきセブンの戦略は?

 いずれにしても、沖縄のファミマとローソンは現状ちゃんと利益が出ている。それでは、そこへセブンが参入するとどうなるのだろうか。
 
 沖縄にあるコンビニの数は2社分合計で500強。県の人口が144万人なので、県民2700人~2800人に1店舗の割合になる。似たような人口の県というと、滋賀県の141万人、山口県の139万人といったところ。滋賀県内のコンビニ総数は550強で沖縄とほぼ同数。山口県もほぼ同じ。沖縄の2倍の人口がいる広島県は1100強なので、県人口と店舗数の割合はほぼ同じ。ということは、居住人口だけでいえば沖縄はすでにほぼ飽和状態ということになるのだが、あとは観光客需要の上乗せがどのくらいあるかだろう。 

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