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事実、毎年恒例となった1月11日の周防社長の誕生日に行われるゴルフコンペには、本間社長は出席したものの、周防社長との間には隙間風が流れていたという。能年の独立騒動や今年1月に起こったレプロ所属のマギーの不倫騒動においても、これまでのようにバーニングは積極的にレプロを守ろうという姿勢をみせなかったようだ。
「多くのマスコミ関係者が、いまだレプロはバーニング傘下という認識でいますし、新垣結衣といった売れっ子も抱えてますので、能年やマギーに関する報道は自主規制の対象にしていますが、実際にはそれらを扱ってもバーニングが抗議してくることはありません。今回の清水の件も、バーニングは静観状態。大手メディアでは清水の待遇についてレプロに批判的な報道が散見されるのも、そうした背景が関係しているのでしょう」(同)
前出の芸能事務所社長は、「レプロにとってダメージが大きいのは、清水を失ったことより、事務所のブランドイメージが低下すること。オーディションやスカウトなどで新人発掘・育成する上で、“売れっ子タレントがたて続けに辞めた事務所”という烙印は、今後も大きな負債となります」との懸念を抱く。業界内では「最も勢いがある芸能事務所のひとつ」と評されるレプロが大きな試練を迎えていることは、間違いないだろう。
(文=豊島三郎/ライター)