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清水富美加引退騒動、「レプロのタレントはいつどうなるかわからない」と警戒広まる

文=編集部

かつてのアイドル王国は意外に育成下手?

 さて、去年1年間でもっとも名前を聞くことのあった芸能事務所といえば、サンミュージックプロダクションではないだろうか。

 その要因となったベッキーをはじめ、彼女の活動自粛中、ずっと擁護していたカンニング竹山などのお笑い芸人、安達祐実、『ぶらり途中下車の旅』(日本テレビ系)や『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(テレビ東京系)でもおなじみの太川陽介、占星術研究家の鏡リュウジなど、幅広いタレントが所属している。

 しかし、サンミュージックは、かつてはアイドル王国として知られていた。松田聖子、岡田有希子(1986年に死去)、桜田淳子(事実上の引退状態)、早見優、酒井法子、さらには歌手としてブレイク前の浜崎あゆみも所属していたのだ。しかし、彼女たちの多くは、現在は違う事務所に所属している。覚せい剤取締法違反で逮捕された酒井の場合は例外としても、なぜ逸材が外に出ていってしまうのだろうか。

「良くも悪くも、タレントの自主性に任せているからでしょう。自分の才能や実力に自信を持つことができれば、事務所への恩義は感じつつも、新たな可能性を試してみたいと思うのではないでしょうか。一方で、サンミュージックは『温情主義』というか、才能が感じられないタレントを長く在籍させていることが多いです。私も、同社所属の微妙なハーフタレントに会ったことがあります」(同)

 良い素材を見つけてもうまく育てられないサンミュージックの弱点が如実に表れているのが、髭男爵、スギちゃん、ヒロシ(業務提携)、ダンディ坂野、小島よしおなど“一発屋”と呼ばれる芸人が多い点だ。現在ブレイク中のメイプル超合金もサンミュージック所属だが、これからも“自力”でがんばっていくしかなさそうだ。

番組制作にも食い込むナベプロの強み

 そんなサンミュージックと対照的なのが、ワタナベエンターテインメントだ。サンシャイン池崎、平野ノラ、ブルゾンちえみなど、今もっとも勢いのあるピン芸人を続々と生み出している。一方で、中山秀征、ネプチューン、アンガールズ、ハライチ、ふかわりょうなども所属しており、お笑い色の強い事務所でもある。

「芸能事務所の仕事のひとつは、テレビやラジオの番組に各タレントを送り込むことですが、ナベプロの強みは社内にテレビ番組の制作部署があるため、ナベプロだけで番組がつくれること。つまり、自分たちが立ち上げたり参画したりしている番組に自社のタレントをいくらでも送り込むことができるのです。『ネプリーグ』(フジテレビ系)、『ウチくる!?』(同)、『林先生が驚く初耳学!』(TBS系)といったレギュラー番組から、『クイズ・ドレミファドン!』(フジテレビ系)や『芸能界特技王決定戦 TEPPEN』(同)などの特番も、ナベプロが制作にからんでいます」(同)