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サッカーでボールを頭で扱う「ヘディング」は、実は思いのほか脳に良くないとの研究結果が報告された。具体的には、日常的にヘディングをするアマチュア選手では、脳震盪(のうしんとう)リスクが有意に高くなるのだという。
この研究はオンライン版「Neurology」の2月1日に掲載されたものだ。
ヘディングの衝撃は脳震盪を起こす強さ
以前に発表された研究によると、年間1000回以上のヘディングを行うサッカー選手の30%が、脳外傷に典型的な脳白質の微細構造の変化が見られる可能性が高く、認知能力が低下することがわかっている。