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「耳掃除をやめろ!」米学会が緊急警告…耳垢には取ってはいけない大事な役目が

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あの人気セラピーも厳禁だった!

「耳を守るためのポイント」

●耳掃除をしすぎないこと。

●耳に何かを入れないこと。綿棒、ヘアピン、楊枝などを入れると外耳道を傷つけたり、鼓膜に穴を開けたり、耳の骨のずれを生じさせたりする危険があり、難聴、めまい、耳鳴りなどを引き起こすことがある。

●「イヤーキャンドル」(耳の穴の上でロウソクを灯すセラピー)は禁止。外耳道や鼓膜に重い損傷を与えることがある。

●難聴、耳詰まり、排液、出血、痛みがあれば医師を受診すること。

●耳垢の掃除が必要な人は、自分で行っても大丈夫か、医師に相談する。

入り口から1cmをぬぐうだけ

 AAO-HNSFは過去にも、綿棒で耳垢を奥に押し込む問題を重要視して、耳掃除に関する公式の意見書を医者と患者の両方に向けて発表している。

 それでも外耳道が詰まる「耳垢栓塞」に悩まされる患者が少なくないため、さらに今回のガイドライン更新に至ったという。

 毎日掃除しないと気がすまない「耳掃除愛好家」は、複雑な心境だろう。良かれと思ってしているお手入れが、耳のかゆみや耳垢の量産につながる悪循環を招いているかもしれないのだ。

 ちなみに、耳掃除の仕方3箇条は次のとおりだ。

(1)正常な状態なら耳垢は自然に外へ排出されるので、耳掃除は月に1~2回ほどで十分。しすぎると、耳鳴りの原因にもなる。

(2)耳垢は耳の奥にはたまらないので、綿棒で耳の入り口から1cmほどを、内壁に沿って円を描くようにそっとぬぐうだけでOK。

(3)耳かきや綿棒を奥まで入れると、中の壁を傷つける恐れがあるので、見えない部分の掃除はしないこと。

 とにかく、耳垢をグイグイ奥に押し込んでしまうような自己流のお手入れは御法度だ。もし奥に耳垢が詰まって取り切れないときは、無理をせず耳鼻咽喉科を受診して取ってもらうようにしよう。
(文=ヘルスプレス編集部)

※初出/健康・医療情報でQOLを高める「ヘルスプレス」

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