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『あなたのことはそれほど』欲望不倫妻から「柴犬呼ばわり」東出、復讐始動で波瑠が崩壊か

文=米倉奈津子/ライター
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 涼太はまるで復讐するかのごとく「みっちゃん、子ども欲しくない?」と問いかけるが、美都は「今はいらないかな、今は働きたいし」「私、子ども欲しくない」と返す。涼太が「いいよ、今はまだ」と理解を示すと、美都は強い口調でこう宣言する。

「今じゃなくて、ずっと、いらない」

 涼太は悔しさや落胆やいろんな感情を噛み殺し、歪んだ笑顔を見せながら「じゃー、2人で楽しく暮らそうね」と言葉を絞り出す。夫婦関係が破綻した瞬間だ。そう、美都は夫婦にとって大事な問題である子どもについて、夫と話し合うという選択肢すら頭に浮かばず、ただ自分の考えを夫にぶつけることしかできない。

「有島が好き」という思いで頭がいっぱいで、夫や有島の妻を傷つけていることなど想像もできず、一直線に不倫に邁進し、親友の香子に有島との温泉旅行の口裏を合わせてもらうよう頼み、香子を怒らせる。夫婦間の問題も、夫の意向などまるで存在しないかのように無視し、ただ自分の意見をぶつける。そして心の中で平然と涼太に言い放つ。「好きよ、あなたはあなたで、2番目にね」と。

 美都に悪意はない。ただ自分の欲望に真っ直ぐなだけなのだ。それゆえ、美都は自分が不倫していることが、夫や親友、母、勤務先の上司など周囲にバレバレなのにもかかわらず、それに気がつかない。

 あなたの周囲にも、こういう女性っていませんか? 清楚な顔をしながら、自分が悪いことをしている、他人を不幸にしているという感覚がなく、ただひたすら欲望に忠実な女性が。そういう女性は、次々と新しい欲望を抱き、それが肥大化してしまうため、常に現状に不満を持ち、さらに周囲から疎まれるので、絶対に幸せにはなれない。そう、絶対に。

 そして、次回放送回の予告でも匂わされていたが、ついに涼太による美都への復讐が始まりそうだ。一気に人生を転落し始める美都の“落ちっぷり”に、ぜひ期待したい。
(文=米倉奈津子/ライター)

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