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骨折→筋肉量低下→寝たきり→認知症…負のスパイラルを防ぐ効果的な運動はこれ!

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より骨を強くするのはこの運動!

 骨粗鬆症の予防(骨密度を増大・維持させること)は、さまざまな研究が行われている。雑誌『Bone』に、次のような最新の論文が発表された。

 この研究によると、骨の形成を促進させるためには、スクワット、ウエイトトレーニング、ジャンプ運動など、骨に荷重がかかる運動を行うことが有益であると報告をしている。

 それらの運動を1年間続けた結果、「スクレロスチン濃度」の低下と「成長ホルモン(IGF-1)」の増加が認めれたという。

 スクレロスチンが高密度であると、骨形成が阻害されることがわかっている。つまり、スクレロスチン密度が低下すると、逆に骨形成を促進することになる。また、成長ホルモンIGF-1も、骨形成を促進するホルモンとして知られている。

 骨粗鬆の予防には運動をすることが重要で、そのなかでも骨に荷重をかけるようなスクワットやジャンプが、より骨を強くする。逆にスイミングなどは、運動としては良いが、骨に負担をかけないという点で、骨粗鬆症予防には不向きとのことである。

 そんなことを意識しながら、普段の運動メニューに加えると、将来の寝たきりリスクが低くなるかもしれない。

「運動は副作用のない最高の薬である」という格言がある。運動は万能薬――ぜひ、運動を習慣化してもらいたい。
(文=三木貴弘)

参考文献:Hinton, P. S., Nigh, P., & Thyfault, J. (2017). Serum sclerostin decreases following 12months of resistance- or jump-training in men with low bone mass. Bone, 96, 85–90.

三木貴弘(みき・たかひろ)

理学療法士。日本で数年勤務した後、豪・Curtin大学に留学。オーストラリアで最新の理学療法を学ぶ。2014年に帰国。現在は、医療機関(札幌市)にて理学療法士として勤務。一般の人に対して、正しい医療知識をわかりやすく伝えるために執筆活動にも力を入れている。お問い合わせ、執筆依頼はcontact.mikitaka@gmail.comまで。

※ 初出/健康・医療情報でQOLを高める「ヘルスプレス」

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