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平野雅章「FP相談1600件でわかった全体最適マネー術」

人気沸騰中の老後資金対策「iDeCo」、意外なデメリット…不意の生活費不足に陥る危険

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 子育て世代は40~50代に住宅ローンに加えて子どもの学費がかさみ、蓄えを取り崩す期間が生じてしまうことが多い。その期間を見越して早めに手元のお金を増やしていく必要があるのだが、iDeCoのように老後まで受け取ることができない制度や商品に多くのお金を入れてしまうと、老後になる前に手元のお金が足りなくなるという問題が生じてしまう。

掛金額は将来のお金の増減も考えて決める


 たとえば子どもが中学から私立中学にいくことになり、予定外に学費がかさむということは充分に考えられる。また、住宅ローンを変動金利で借りている人は、金利が上昇し月々の返済額が増えてしまうことも想定しておく必要がある。手元のお金を少なくすることは、さまざまな事態への対応が難しくなるリスクがある。

 iDeCoのメリットを考えれば利用を検討するべきだが、60歳まで引き出せないことを肝に銘じ、掛金額は将来の手元のお金の増減を考慮して決めたい。キャッシュフロー表を作成してみる、あるいはファイナンシャルプランナーなどに相談することも有効だろう。掛金額は途中で変えることもでき、最低5,000円に減らすことも可能。収入や支出の変化に応じ、早めに掛金額を見直していくことも重要だ
(文=平野雅章/横浜FP事務所代表、CFP、1級ファイナンシャル・プランニング技能士)

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