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三上洋「IT漂流時代」

もう格安スマホへ切り替え不要?ドコモ、禁断の「永続的に月額1500円値下げ」開始

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 端的にいうと「対象機種に変えれば毎月1500円安くなる」プランだ。ドコモに払う毎月の料金で比較したのが上の図だ。従来までの最安値は月額5500円だったが、これが毎月4000円になる。ドコモを15年以上使っているユーザーであれば「ずっとドコモ割」が有効なので月額3400円になる。ドコモで月額3400円なら、格安スマホに乗り換えずに使い続ける人が多いだろう。

 詳しくは後で述べるが、ドコモから格安スマホへの流出を防ぐユーザー囲い込み策になる。

ずっと続く割引=SIMフリースマホを自分で買っても続く


今までの「月々サポート」がなくなる代わりに、docomo withの割引が適用される。docomo withはずっと続くのが特徴だ(ドコモ発表資料)

 docomo withでは1500円割引の代わりに、従来までの「月々サポート」はなくなる。月々サポートとは、端末購入後2年間、端末代金の補助として料金から割り引かれるものだった。docomo withでは月々サポートがなく、端末を定価で買う代わりに、毎月1500円の割引が提供されると考えていい。

 ただし大きな違いがある。月々サポートは2年のローン期間のみの割引だったが、docomo withの割引は「ずっと続く」(吉澤和弘・ドコモ社長)のである。ここが大きなポイントで、一度docomo withに入ってしまえば、安い料金で使い続けることができる。

 docomo withでは、自分が利用する機種はなんでもよい。最初だけはdocomo withに加入するために対象のスマホを買わなければならないが、その後は別のスマホも利用できる。

 たとえばdocomo with加入後1年たって、機種変更したくなったとしよう。中古のスマホに変えてもいいし、SIMフリーのスマホを自分で買ってもいい。アップルストアでiPhoneを定価で購入しても構わない。もしくは1年後にあるだろうdocomo with対象機種に変えてもいい。そのいずれでも、docomo withの1500円割引は続くのである。

 唯一、1500円割引がなくなる場合がある。それは「ドコモで月々サポート付きの機種を買った場合」だ(ドコモ広報による)。この場合はdocomo withの割引はリセットされ、料金の割引はなくなる。

 こうなると一度docomo withに入ったユーザーは、1500円割引を受けるために、ドコモではなく自分で端末を買う人が増えそうだ。最新機種ではドコモで購入し従来の月々サポートを受けたほうが実質的に安くなる可能性が高いが、それでも「料金が1500円高くなってしまう」と聞くと躊躇しそうだ。docomo withに入ったユーザーは、ずっと同じプランを使い続ける人が多いだろうと予測できる。

 これはドコモの料金の実質的な値下げといえる。docomo withに入ったユーザーの支払額が、今までの最安値5500円から4000円に下がるわけで、ドコモとしては減収の要因になり得るだろう。

もう格安スマホへ切り替え不要?ドコモ、禁断の「永続的に月額1500円値下げ」開始のページです。ビジネスジャーナルは、連載、NTTドコモソフトバンク格安スマホの最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!

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