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また、元巨人で野球評論家の西本聖氏は日刊スポーツの4日付コラムで「選手にすべて任せるのはどうか」「勝てるゲームを落とすのはベンチの責任」とベンチワークに苦言を呈しているのだ。さらに、4日放送の『サンデーモーニング』(同)で「高橋監督の表情が暗すぎる」と指摘したのは、楽天初代監督を務めた田尾安志氏だ。
「本人は現役続行を望んでいたものの、球団の都合で半ば強引に引退即監督就任という道を歩まされたこともあり、高橋監督に関しては巨人ファンからも『嫌々やっている感が否めない』『辞めるチャンスを狙っていそう』という声が以前から上がっています。
プロ野球の監督は、用兵の腕はもちろん、チームのシンボルとしても大事な役割を担います。長嶋茂雄監督の時代は、負けが込んだり疑問視される采配があったりもしましたが、どんなに優勝が絶望視されても前向きな言動と明るい振る舞いでチームを鼓舞していました。そのため、ファンからは『さすがカリスマ』『負けていても夢を見られる』という声があったことは事実です。しかしながら、今は『弱いし暗いし救いようがない』『仏頂面はもう見飽きた』『どうせ負けるなら、もう少し明るい監督を……』とファンからは不要論まで飛び出す始末。
前回10連敗を喫した06年といえば、原監督の復帰1年目でしたが、直前2年間の堀内恒夫監督下でチームはボロボロ。6月に球団月間最多敗記録となる19敗を記録し、最終的には4位となって球団史上初の2年連続Bクラスに終わりました。近年の巨人では“最弱”といわれている年ですが、戦力や采配、それに雰囲気を見ている限り、当時を上回る暗黒時代に突入しかねない勢いです」(同)
巨人の連敗は1975年の11がワースト記録。6日には埼玉西武ライオンズと対戦するが、不名誉な球団記録に並んでしまうのだろうか。
(文=編集部)