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林裕之&林葉子「少油生活のススメ」

一部の安価なアイスクリーム、危険な油「パーム油」使用で発がん性や糖尿病リスク

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発がん性や糖尿病の発症リスクがあるパーム油

 原材料費を抑えるために使われている植物油がどのようなものであるか、スーパーカップのメーカーである明治に問い合わせてみたところ、使われている植物油は主にパーム油で、200ml中13%(26ml)を占めているとのことです。

 パーム油は植物性ですが、組成が動物性のものに近く、そのため乳脂肪分の代わりになるのです。パーム油の使用は、安くておいしいものを提供して利益を上げる“企業努力”といえます。しかし、問題は乳脂肪分の代わりに使われるパーム油の安全性です。パーム油の安全性は確立されていません。

 パーム油は世界中で規制が進んでいるトランス脂肪酸をほとんど含まないため、トランス脂肪酸の安全な代替油として大量に消費されています。しかし、大腸がんなどの発がん性や糖尿病の発症、動物実験での寿命短縮作用なども報告され、農水省のHPには「米国農務省(USDA)は、食品事業者にとってパーム油はトランス脂肪酸の健康的な代替油脂にはならないとする研究報告を公表しています」と記載されています。つまり、「避けるべき油」といえます。

 パーム油は日常生活で直接目にすることが少ないため、一般には馴染みのない植物油ですが、アイスクリーム類だけでなく、カップ麺やフライドポテトの揚げ油など、さまざまな食品に知らぬ間に使われている「隠れ油」の代表です。日本では、一人当たり平均して年間4リットルも摂取しているといわれています。

 このパーム油を添加しているのはラクトアイスだけでなく、ひとつ上のグレードのアイスミルクにも使われています。アイスクリーム類を食べる時は、容器に表記されている成分表を見て、乳脂肪分8%以上の「アイスクリーム」を購入し、安全性に問題のある「隠れ油」は避けるようにしましょう。

 当連載記事『日本人が大量摂取のパーム油は超危険!パン、菓子、カップ麺…発がんや糖尿病のリスクも』のなかでも、パーム油の危険性について詳しく解説しておりますので、ご高覧ください。
(文=林裕之/植物油研究家、林葉子/知食料理研究家)

●林 裕之 1956年 東京生まれ(植物油研究家)/林 葉子 1954年 東京生まれ(知食料理研究家)
娘のアトピー再発をきっかけに植物油の害を知る。あまり知られていない植物油の正しい情報を知ってもらうべく、「油を変えて美味しく体質改善」をテーマに、レシピ本や料理教室、ブログなどの活動を夫婦で展開中。著書に『「DE-OIL」でキレイになる』(MIDI)、『体に良い油で作る絶品料理 (1)からだがよろこぶ!賢脳・健康レシピ』『体に良い油で作る絶品料理 (2)あたまがよろこぶ!賢脳・健康レシピ』(ともにダイナミックセラーズ出版)などがある。最新刊は『「隠れ油」という大問題 —病気になる油、治す油—』(三五館) 。
ブログ:「『DE-OIL』でキレイになる」…オメガ3系の油“アマニ油、えごま油” で体質改善。体と頭に効く油別の料理ブログ。

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