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若いうちのEDは動脈硬化の危険?不妊の原因の5割は男性、早めの受診が重要

取材・文=名鹿祥史
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「男性力ドック」でテストステロンの状態を判定

 メンズヘルスクリニック東京の男性更年期専門外来では、男性更年期障害を疑うべき症状と、それを引き起こす要因を「身体」「精神」「性」の3つのカテゴリーに分けて測定する「男性力ドック」を勧めている。テストステロンがその患者さんにどのような影響を与えているのかを数値化するものだ。

 個々人の状態に合わせてテストステロン注射やオリジナルのアンドロゲンゲル(男性ホルモンゲル)、サプリメント、さらには一般的なシアリス レビトラなどの勃起不全の改善薬も処方される。

低侵襲で副作用のない最新のED治療法

 さらに新しいED治療として注目されている「ED1000」による治療が、同クリニックでは受けられる。低強度の衝撃波を陰茎に与え、加齢などの原因により弱ってしまった血管に新たに新生血管を再生して血流を増幅させることで陰茎部の血流が良くなり、EDの症状を根本的に改善することができるという。

「心疾患・脳疾患などの持病でED薬が飲めない、ED薬の副作用が不安、または服用しているが効果が感じられない、薬に頼らず根本的に治療がしたい、などの場合には、侵襲性が低く副作用のない治療として行っています」(小林医師)

 その効果は、どの程度なのか。

「一般的には、約80%の方が効果を実感できるとされています。挿入可能な硬度が得られない患者さんでは、治療後約60%で挿入可能な硬度が得られています」(同)

 ED1000を使った治療はまだ世界でも少なく、この機器自体も世界で約200台、日本で25台しかないという(2014年12月現在)。