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松村太郎「米国発ビジネス&ITレポート」

テスラ、トヨタ等の標準的セダンとの競合車投入…未知の快適運転体験を実現

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 Model 3は航続距離215マイル(345キロ)、5名乗車のセダンタイプで、加速性能は100km/hまで6秒以下という数字を誇る。車名はBMW 3シリーズを意識したとみられ、独アウディ「A4」、独メルセデス・ベンツ「Cクラス」、トヨタ自動車「カムリ」など、最もスタンダードなセダンとの競合を表明しているようなものだ。

 Model 3の武器となるのは、電気自動車という新しい方式の自動車である点、そして優れたオートパイロット機能の2つだ。

 前者は、これまでのガソリン車とは異なり、充電して走らせる方式だ。一般的に電気自動車はガソリン車よりも安いコストで同じ距離が走れるとされている。ガソリンが日本よりも安い米国であっても、約55%程度のコストで走行できる計算になる。

 加えて、米国では週によっても異なるが、電気自動車に対する減税やクレジットの付与、駐車場や高速道路の優先レーンの利用など、さまざまなメリットを享受することができる。

 ただしこれらの優遇措置は、気候変動を前提として、温室効果ガスの削減に役立つ電気自動車の普及を目指したものだ。現在のトランプ政権では、その気候変動について否定的な見方を強めており、化石燃料回帰による石油会社や米国内のシェールガス掘削ビジネスの活性化を政策として実行しようとしている。

 トランプ大統領の諮問委員を務めていたマスク氏は、トランプ大統領が気候変動に関する目標を定めたパリ協定からの離脱に言及した際、委員を辞任している。

オートパイロットがつくる新しいクルマとの関係

 テスラのドライビングシートに座ると、ディスプレイに囲まれる。ドライバーの目の前にあるメーター類はディスプレイで構成され、クルマに搭載されたカメラやセンサーが、周囲のクルマの存在やその形まで認識し、ディスプレイに表示する。

 また、エアコンやオーディオ、ナビなどの画面は、巨大なタッチパネルディスプレイとされ、直感的な操作と画面分割を含めたカスタマイズ性が提供される。
通常のガソリン車のオートマティックトランスミッションは、ブレーキとアクセルを使ってクルマを動かす。ブレーキを離せばクリープで車が少し前に進み、アクセルを踏むとギアチェンジをしながらスピードが上がっていき、ブレーキを踏んで減速する。

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