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瀕死のパチンコ業界、禁断の「出玉規制」で依存症客と大手チェーンのみに…ホール淘汰が加速

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 負けたユーザーが「あの店は出ない」「遠隔(操作)をしている」などと、インターネット上に憂さ晴らしの書き込みをするのは、よくあることだ。しかし、実際にはもっと直接的な嫌がらせもあるという。

「コーヒーレディや女性店員が客からセクハラされることもあるよ。『こんなに負けてるんだから、少しくらい触ってもいいだろ』ってロジックらしいけど、いいわけないじゃん」(同)

 苦い顔で、さらにAさんは続ける。

「ほかにも、パチンコ台にたばこの火を押し付けたり、わざと缶コーヒーをこぼしたり……負けて帰るときに盤面のガラスに唾を吐くなんて、かわいいほうだよ。嫌がらせでトイレを汚す人も多くて、現場の人は本当に困っているからね」(同)

 それでも、ホールのトイレはいつもきれいに掃除されている。裏では、現場の人たちの苦労があるというわけだが、さらにひどい事態もあるという。

「小だけじゃなく、大もあるからね。わざと便器を外して大をしていく人がいる」(同)

 今回の規制による煽りを一番受けるのは、ユーザーかもしれない。しかし、そのユーザーの憂さ晴らしは、ホールへと向けられてしまうのだ。

それでもパチンコ業界が絶対に潰れない理由


「警察庁は『きちんと監督しています』ってポーズを見せるだけ。メーカーは規則改正で新たに台が売れるからウハウハ。ホールは高い新台を買わされ、ユーザーの恨みまで買って……うちらの怒りは、どこに向ければいいのか」(同)

 それでもAさんは、業界の未来を前向きに考えている。

「今回の規制の影響は限定的だよ。業界的には何年も前から『パチンコはもう終わりだ』と言われているけど、今も大丈夫じゃん。大手チェーンがユーザーの居場所を守り、ヘビーユーザーがたくさんお金を使ってホールや業界を支える。この構図がしばらく続くだけ」(同)

 こうした規制の連鎖は、いつまで続くのだろうか。

「あくまでも個人的な予想だけど、少なくとも2020年の東京オリンピックまでは続くね。オリンピックで日本を訪れる外国人に見せたくないのが、コンビニのエロ本と繁華街の風俗店、そしてパチンコホール。『子どもの目に入るところにこんな不健全なものがあるなんて、日本はおかしい!』と思われるのが怖いわけ。

 でも、パチンコ業界は潰せない。政治的なしがらみもあるし、警察庁のおいしい天下り先でもあるし……。あくまでも、警察はパチンコ業界を必要悪として“生かさず殺さず状態”にしているだけ。

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