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教会聖職者やタレント、児童性的虐待の一大スキャンダル…7万人の小児性愛者ネット摘発

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小児性犯罪の被害者は男児のほうが多いのか


 日本で小児性愛というと即「ロリコン」、つまり女児への性的関心が連想されるようだ。「ロリコン」コンテンツが女児レイプの原因といった短絡的な議論も喧しい。

 だが、精神疾患としての小児性愛=Pedophilia は、「女児・男児・または両方」が対象と定義される。アメリカでの80年代の研究では、小児性犯罪の被害者数は男児・少年が女児・少女の1.6倍という報告もある。2011年にICPOが摘発した世界最大規模のオンライン小児性愛ネットワークも、男児・少年を対象としていた。ネットワーク参加者は世界7万人、摘発時点で670人の容疑者と230人の被害者が特定されている。

 一方、小児性犯罪の加害者は99%以上が男性。男児相手だと軽いいたずらのように考える向きもあるかもしれないが、背筋の寒くなるような猟奇犯罪も多い。11年にはレイプ目的で養子を育てていた2人の男がアメリカで逮捕され、各国を震撼させた。

 赤ん坊は犯人の1人がロシア人の代理母に8000ドル支払って産ませた子供。目的は、生後すぐ引き取り性の玩具として育てることだ。2人は遅くとも2歳前には性的虐待を始めていた。

 摘発のきっかけは、2人が撮影し続けた膨大な画像と動画の一部が上述のオンライン小児性愛ネットワークに流出したことだ。逮捕と同時に保護された男児は、すでに6歳に成長していた。2人は13年と14年、それぞれ30年と40年の懲役を宣告されている。法廷でそれぞれ「人生で最高の6年間だった」「息子が恋しい」などと発言し、改めて人々を戦慄させた。

 相次ぐ摘発により、日本でもようやく存在が知られ出した小児性犯罪ネットワーク。国内ではこうした陰惨な事件が氷山の下に埋まっていないことを願いたい。
(文=高月靖/ジャーナリスト)

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